私はこの広い広い海の中で生まれた。その生まれた時から私はこの世界の海の中で一番上の身分だった。そう。私は海界の王女。
それから私は人間になる能力がある事がわかった。……でも、人間になれる能力があるってだけで、その他に私はなにもない。なのに、なのに、その能力さえも、あの日を栄えに……
再起不能になってしまった。
あの日。それはウジンが引越した日。私は誰よりもウジンを愛してる自信があった。
なのに、ウジンが引越したショックで私は気お失った。
それからかな……人間なら。私に愛をくれるのかな?って思い始めた。
私はその日が能力の最後だとも知らずに。その能力をつかって人間になった。
私は人間の知能を持っていたから普通に学校へには入れた。
その時の私は人間でいう高校生。そうだ。人間界には転校と言うものがあるらしいから私も転校してきたことにしよう。そうやって私は高校に入った。
そこでは友達も沢山できた。
ここならウジンのことも忘れられる唯一の所だった。
私はこれから人間として生きていこう。そうやって決意した。
だから、その事を伝えに1回海界に戻った。そしたらお母様が弟達も連れてけって。私が心配らしい。
そこから私の人間生活が始まった。
ある日。私はジミンと言う男に出会った。
そして。
ウジンのことはもう完全に脳内から消え去った。
あぁ。私。ジミンのことすきなんだって思い始めた時、ジミンに告白された。
(1話へ繋がる)
海界。そう、私は人魚。
そして、このことを一生隠して生きていかなければならない存在
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。