第5話

僕の勝斎
488
2023/03/24 07:00
〈あなたの部屋〉

甘音ちゃんとあなたのゆーまくんのお姉さんの名前さんに手伝ってもらったけど

やっぱり署名なんて集まらなかった

部室にはるてぃーくんとうたくんと部室に行ったら

みんな自立することをちゃんと考えてた

それにはるてぃーくんも考えてた

うたくんははるちゃんくんについてくんだって
あなた
じゃあ僕は?
あなた
僕は泣き虫だし、
あなた
お兄ちゃんと比べて力もないし
あなた
歌は好きだけど
あなた
きゅーちゃんやたくぱんくんと違って歌も上手じゃないし
あなた
お勉強は得意っちゃ得意だけど
あなた
ゆーまくんみたいには出来ないし
あなた
ご飯もそーちゃんと違って食べるの遅いし
あなた
うたくんみたいに予定とかまとめられないし
あなた
はるてぃーくんみたいに、、、
あなた
みんなを引っ張れないし
あなた
お兄ちゃんが居て僕が居て、生きているようなものだし
あなた
、、、、
あなた
“やっぱり”みんなと違うのかなぁ、、、
小学生の頃、僕は独りでした

みんなはゲームの話をしている中、僕はその話に追いつけませんでした

理由は簡単です

“親”がゲームを買ってくれなかったからです

勉強、勉強、そればっかりでした

遊びに誘われても毎回断る僕

だからみんな僕のことを避け

まるで“僕が居ない”ような扱いをするのです

それはクラスのみんなだけではありませんでした

他の学年の子は、僕の持ち物を隠したり、捨てたり

先生達はそれを知ってるのに無視をしました

僕は段々と人間への“信用”を失っていきました

授業の時によく保健室に行ってサボったりするようになりました
あなた
あの時の保健のセンセ、優しかったなぁ
小学校の卒業式の時

授業を休む、というかあまり出席していないことが親にバレました

親は僕を叱り、

“捨てました”

孤児院は近くにありませんでした

まぁ行く気はなく、このまま消えてしまおうかと思いました

その時は寒い冬でしたね

凍死できる、、、なんて思ったら

『大丈夫か?』
『大丈夫?』

小室家の人に拾われました

その時は信用なんて持ってなく、

中学ではとてもグレていて

授業もあまり受けなかったし

ケンカばっかりで

ヤンキー、、、でしたね

それでも小室家の人達は

“俺”のことを見捨てませんでした

それがとても嬉しかったです

だから今までの行いを全て変えました

そこから人生が180°変わりました

もしかしたら“俺”という人間が本当で

“僕”という人間は変わるために作られた人間だった、、、?
あなた
、、、、
あなた
“僕”に信用がなかったのかな、、、
あなた
なら、
あなた
人と比べてばっかじゃダメだよな
あなた
“俺”は
あなた
自分のことをまっすぐ貫いてやる
あなた
みんながいなくなろうが
あなた
俺は、俺に信用、自信を持ってやる!
あなた
俺だって独立してやる!
あなた
あっはは、、、
あなた
俺、かっこよくなれてっかなw?
更新が遅くなって本当のごめんなさいッッッッ

あなたくんの過去を突っ込んでみました

泣き虫&ネガティブの性格はどこから来てるのか

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それでは次の更新をお楽しみに

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