第3話

🍎
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2019/04/29 11:33
美月
美月
でねでね!!私が食べたやつがすっぱかったんだよ〜😂
あなた
あなた
いっつもすっぱいやつ当てるねwww
美月
美月
てかさ、話変わるけどまじで可愛くなりたい〜😞


始まった。
これだから嫌なんだよ。
あなた
あなた
え〜?美月は十分可愛いよー!!
事実、美月は可愛い。だからこそなんとも言えない。
可愛くてこんな事を言ってくるだけならまだ良いものだ。
美月
美月
そんな事ないよ〜!!
あなたの方が可愛いもん!
私なんか不細工だからぁ…

はい来たー。〇〇の方が可愛いってやつ。

なんでこれがムカつくかって?
私は超がつくほどの不細工だからだ。
なに?嫌味?可愛いって言われたい?
美月はきっと自分が可愛い事を知っていて私を引き立て役に使っているんだ。

なんて考えてしまう私が一番醜い事なんて痛いほど分かってる。
そうだよ。こんなことを考えさせるから嫌いなんだよ。
なんて言ったって私にはこれっぽっちも自分に自信がない。
私の長所?知らない。分からない。
あなた
あなた
そんな事ないってー!
美月
美月
あ!写真撮ろ!!


は?なんで?さっき不細工だからって悩んでたのは誰?
私本気で悩んでて卒アルだってどうにかして出さないでくださいって先生に頼みに行ったりするほどなのに。
あなた
あなた
いーよ!!



本当に嫌だ。
断ったら友達じゃなくなるかも。
またあんな風に友達を失いたくない。






美月
美月
はいチーズ!!!
美月
美月
お!いいじゃーん!!
後で送っておくね🙂
あなた
あなた
うん!ありがと



色々話して10分後…


???
お!美月じゃん!やっほー!


あ…もうダメだ。帰りたい。誰か助けて。

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