第34話

バレーの楽しさ
6,493
2021/01/02 17:47


クラスマッチが来週開催されるらしい





梨花
梨花
あなた〜!体育館行くでー!
わたし
わたし
あいよっ、ちょ待ってね…



なんか、体育服に違和感


梨花
梨花
あなたなんか胸苦しそうやな…
わたし
わたし
成長期やろか?
梨花
梨花
ムカつくうう!!巨乳撲滅!
わたし
わたし
物騒やなッ!!




って、梨花さん……あんたもええデカさやん…




なんて思いながら体育館へ




あれ、なんかまた人多ない……?
梨花
梨花
前言うてたやん
わたし
わたし
何を?



『合同練習するよ〜って。話ちゃんと聞けや』


わたし
わたし
あら、治くん



んでもって
わたし
わたし
角名くん…
角名倫太郎
角名倫太郎
どうも


やっぱり苦手( '-' )b


先生『ほな、整列して準備運動しぃや〜!あと、あなた!!!話あるからこっちこーい!』





バッと他の生徒の視線がこちらに向く


わたし
わたし
ちょ、大きい声で呼ばないで?!


そう言いながら先生の元へ向かうと


先生『あなた〜…クラスマッチ前は体育の授業沢山あるんやで?』
わたし
わたし
え?それがどうしたの?


先生『単位足りてへんから補習決定!』
わたし
わたし
うえっ……!


先生『この前の件があったから掃除はあかんなぁ思ったんやけど、クラスマッチ前やしまた掃除頼んでええ?』


わたし
わたし
掃除ならお易い御用です✨



勉強させられるより、掃除がええ( '-' )


先生『ほな頼むわ!』



先生との会話が終わり、梨花の元へ


梨花
梨花
なんやった?単位足りひんとか?
わたし
わたし
なんで分かるん?!梨花天才やぁ!
梨花
梨花
あなたの事ならお見通しやで?




準備運動して、バレーボールを持ち今回は練習試合を
するらしい












梨花
梨花
あなた!こっちにトス!!
わたし
わたし
梨花まかせたァァァ!!!



ポンッと梨花へトスを上げ


パシンッ



ピッ!!


わたし
わたし
梨花ナイスゥゥ!かっこいいぃぃっ!
梨花
梨花
知ってるうう!!!




なんと、私のクラス女子は強いです☆






『あなたちゃんバレー上手すぎやッ』

『梨花との相性良過ぎて怖いまである…』





わたし
わたし
まあ、私らやもんね?梨花
梨花
梨花
んな相性いいん当たり前やろ!







____________________________治side





なにやら女子コートの方が騒がしい



銀島結
銀島結
おい!!女子の方ばっか見んなや!!



銀島は自分のクラスの男子に注意しとる



そして、あなたの完璧過ぎるトス。

何処と無くツムにフォームが似とった

角名倫太郎
角名倫太郎
いつの間に覚えたんだろうね。
侑になんか似てるし


角名も同じこと思うてたんやな。



宮治
宮治
ツムに負けんのだけはごめんや
角名倫太郎
角名倫太郎
え?




これは間違いなく嫉妬しとる。





1限目が終わり、あなたが居た場所に目をやるが
梨花ちゃんしかおらんかった。




宮治
宮治
なぁ、あなたは?
梨花
梨花
あ〜、ちょっと用事ある言うてどっか行ったで?




え?どっかって何処や…





_________________________________







めちゃくちゃバレーええ感じやった!


それを真っ先に伝えたかった。



わたし
わたし
侑くんおる?!


『おるでー!』


男子が侑くんを呼んでくれた


宮侑
宮侑
なんや



安定の冷たさ



まぁ、お礼言いに来ただけやし。
わたし
わたし
クラスマッチうちん所バレーなんやけど、セッターのポジション選ばれてん!
宮侑
宮侑
ほーん。
わたし
わたし
んでな、前教えてくれたやん?
あのおかげやねん。ほんまありがとう!
バレーの中じゃ多分1番セッターかっこええって思うたわ!んじゃ!



そんだけ伝えて、体育館へ戻った








まためんどくさい事に巻き込まれるとは思わずに。

私はバレーの練習を頑張っていた







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