クラスマッチが来週開催されるらしい
なんか、体育服に違和感
って、梨花さん……あんたもええデカさやん…
なんて思いながら体育館へ
あれ、なんかまた人多ない……?
『合同練習するよ〜って。話ちゃんと聞けや』
んでもって
やっぱり苦手( '-' )b
先生『ほな、整列して準備運動しぃや〜!あと、あなた!!!話あるからこっちこーい!』
バッと他の生徒の視線がこちらに向く
そう言いながら先生の元へ向かうと
先生『あなた〜…クラスマッチ前は体育の授業沢山あるんやで?』
先生『単位足りてへんから補習決定!』
先生『この前の件があったから掃除はあかんなぁ思ったんやけど、クラスマッチ前やしまた掃除頼んでええ?』
勉強させられるより、掃除がええ( '-' )
先生『ほな頼むわ!』
先生との会話が終わり、梨花の元へ
準備運動して、バレーボールを持ち今回は練習試合を
するらしい
ポンッと梨花へトスを上げ
パシンッ
ピッ!!
なんと、私のクラス女子は強いです☆
『あなたちゃんバレー上手すぎやッ』
『梨花との相性良過ぎて怖いまである…』
____________________________治side
なにやら女子コートの方が騒がしい
銀島は自分のクラスの男子に注意しとる
そして、あなたの完璧過ぎるトス。
何処と無くツムにフォームが似とった
角名も同じこと思うてたんやな。
これは間違いなく嫉妬しとる。
1限目が終わり、あなたが居た場所に目をやるが
梨花ちゃんしかおらんかった。
え?どっかって何処や…
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めちゃくちゃバレーええ感じやった!
それを真っ先に伝えたかった。
『おるでー!』
男子が侑くんを呼んでくれた
安定の冷たさ
まぁ、お礼言いに来ただけやし。
そんだけ伝えて、体育館へ戻った
まためんどくさい事に巻き込まれるとは思わずに。
私はバレーの練習を頑張っていた
▷▶︎▷▶︎NEXT
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!