第22話

ぽっぽの続き 🍽
6,967
2022/03/23 15:52
あの日から…あいつを見るたびに思い出してしまう。

DJヒョンジンのお休みのキス…

誰が1番良い音が出せるのか…

まさかメンバーじゃなくてあなたが1番上手いなんて…。


俺は一度も本当にキスをした事は無いけれど…
あなたはあるのだろうか…
あなた
あなた
おはよーございます
リノ
リノ
!?…おはよ
あなた
あなた
コーヒー飲みます?
リノ
リノ
ん? ああ…
インスタントコーヒーの蓋を開け
スプーンですくって俺の愛用グリーンのマグカップに入れる。

あなたも珍しく飲むのか、もう一つのマグカップにも入れている。

そんな様子を見ながら、俺はダイニングテーブルの椅子に腰を掛けた。

あなたって…寝起きでもキレイな顔してんのな…

肌は白く、唇は自然な血色で…
あなた
あなた
どうぞ
リノ
リノ
!? ありがと…
考えごとしていたから、声をかけられ
咄嗟にお礼の言葉を言ってしまった。

あなたが目をぱちくりさせている。
あなた
あなた
お礼言うだなんて、珍しいですね!
リノ
リノ
お…俺だって、たまには言うわ。
そう言って目線を外した。

カタッ…

あなたもダイニングテーブルでコーヒーを飲むようだった。

てっきりそのまま部屋に戻ると思っていたのに。
あなた
あなた
ふーーふーー
熱いのか、コーヒーに息を吹きかけている。

窄めた唇に目がいく。
あなた
あなた
? どうかしました??
リノ
リノ
い…いやっ 別に。
ずず…

コーヒーを飲むあなた

少し口から溢れたのか、ペロっと舌で拭った。
あなた
あなた
飲まないんですか?冷めちゃいますよ。
リノ
リノ
あ、ああ。
淹れてもらったコーヒーを一口飲む。

うん。俺の好きな味。

飲み物の棚には、それぞれのメンバーが自分好みのお茶を置いている。

あなたと朝が一緒になった時は、
ほとんど淹れさせているから、間違う事などない。

だけど、いつもと違うような?
あなた
あなた
あ!気がつきました?
このコーヒー昨日買ってきたんです。
リノさんが好きな酸味が少ないのを見つけたので。
リノ
リノ
うん。美味しい。
良かった〜と言ってあなたはニッコリ微笑んだ。

笑う時って普通は目に目線が行くのに、
俺は…あなたの口元に目がいってしまう。

微笑んだ後、コップに口を付けた。
リノ
リノ
なぁ…お前って本当に無いの?
あなた
あなた
??
何がですか?という顔をしながらコーヒーを飲んでいる。
リノ
リノ
キスしたこと
あなた
あなた
ぶーーーーーー!!!
コーヒーを吹き出しやがった。

俺が吹かせてしまったわけで、仕方無いので台拭きを流しに取りに行き、テーブルを拭く。
あなた
あなた
ケホッケホッ…
な…なんですか…いきなり!!
リノ
リノ
いや、この前のキス音選手権で、お前が1番良い音出してたから。
あなた
あなた
無いですよ!!あるわけ無いじゃないですか!!
あなたは俺から台拭きを取り、自分で拭き始める。



無いのか。

ホッ…




!?なんで俺、ホッとした??



あれからずっとつっかえた感じがしてたのが、
取れたような…そんな感じ。
あなた
あなた
経験無いの変ですか?
リノさんだって…無いって言ってたじゃないですか…
あなたは上目遣いでちらっと見上げた。

テーブルを拭くあなたの手に俺の手を重ねる。
リノ
リノ
じゃあさ…俺としてみる?
ピタッとあなたの動きが止まった。

もう片方の手であなたの頬に触れ、くいっと持ち上げる。

あなたの顔が熱くなるのがわかった。


ドキッ…


コイツ…こんな顔するのかよ。反則だろ。

俺の顔も火照りそうになり、
ぱっと手を離し、代わりに手をグーにしておでこをコツンと小突いた。
リノ
リノ
ばっ…ばか。冗談に決まってんだろ。
あなた
あなた
あ…あははは…そ…そうですよね!!
リノ
リノ
ほら、さっさと拭け。
あなた
あなた
はっ…はい!!
テーブルを掃除しながらあなたが空気を変えようと話しかける。
あなた
あなた
そっ…そう言えば、皆さん休暇が取れたのですか?
リノ
リノ
ああ。ヒョンジンやアイエンは昨夜から実家に帰ったな。
あなた
あなた
バンチャンさんはスタジオに向かいましたけど…
リノ
リノ
チャニヒョンは休暇が取れてもオーストラリアに帰れるわけじゃないから、いつも通りのルーティーンがいいんだって。
あなた
あなた
リノさんもお休みですか?
リノ
リノ
ああ。俺も3連休♪
あなた
あなた
ふふっ 久しぶりのお休みは嬉しいですね♪
リノ
リノ
まーね。
あなた
あなた
リノさんはどこか行くんですか?
リノ
リノ
特に決めてないけど…
そうだな…一緒に連れて行ってもいいかもな。
リノ
リノ
お前、どうせ暇してんだろ?
あなた
あなた
まぁ…何も予定は無いです…
リノ
リノ
じゃ、出かけようぜ。
あなた
あなた
え?
リノ
リノ
俺と一緒に出かけるって事。
早く用意しろ。
あなた
あなた
はっ…はいっ!






身支度を整えた後、俺たちは電車に乗り金浦市へ向かう。

そう。そこには俺の実家がある。

親にはあなたを連れて行くとは言っていないが、まぁなんとかなるだろう。

地元の駅について、近くのスーパー前に到着した。
リノ
リノ
ちょっと材料買ってく。
あなた
あなた
何買うんですか?
リノ
リノ
肉とか?
カゴの中に牛肉のかたまりと、適当に野菜を入れてレジへ向かった。
あなた
あなた
結構な量ですね…
リノ
リノ
家族分だからね。
あなた
あなた
家族?? えと…今から行く所って…
リノ
リノ
俺の実家。
あなた
あなた
えぇぇぇえ!?
お母さんと、お父さんと、お婆ちゃんと、俺とあなたの分。5人分の食材だから結構な量だ。

着替えの入った鞄はあなたに持たせ、重たい食材は俺が運んだ。

スーパーから実家まではすぐ近くなので、大した事はない。

マンションのエレベーターを上がり、久々の実家のドアを開ける。
リノ
リノ
ただいまー
あなた
あなた
お…お邪魔します…
あれ?部屋の中が真っ暗だ。

いつもは玄関の廊下には電気が付いているのに、それすらもついていない。

廊下を抜け、リビングに入ると、そこも電気が消えていた。
リノ
リノ
買い物にでも行ったのか?
ボソリと呟く。

洋服を買いに行く分にはいいけど、
母さんが食材を買ってきてしまったら無駄になってしまう。

一応電話しておくか…

買ってきた食材をリビングのテーブルにどさっと置き、すぐにスマホを取り出し母さんに電話をかける。

トゥルルルル…


「もしもし?」 聞き慣れた懐かしい声が聞こえる。

「母さん?俺だけど、家帰ってきたよ。」

「ええ!?」驚いた声が聞こえた。

サプライズになったみたいで嬉しい。

だけどこの後、思いも寄らない返事が返ってきた。

「お父さんが久しぶりに連休取れたから、お婆ちゃんと3人で温泉旅行に来ちゃったのよ。泊まりだから帰れないわよ」
リノ
リノ
わかった。
あなた
あなた
…どうかしましたか?
電話を切ってあなたがすぐ声をかけてきた。
リノ
リノ
今日は二人だわ。
あなた
あなた
えっと?どういう意味ですか?
リノ
リノ
みんなで旅行行ってるって。
あなた
あなた
えええ!? それじゃつまり…
リノ
リノ
この家は俺とお前の二人って事。
あなた
あなた
わわわわ!!
リノ
リノ
まぁ…いいんじゃない?あなたも変に気を使わなくて済むでしょ
あなた
あなた
まぁ…気は楽ですけど…
でもこの大量の食材どうするんですか!?
リノ
リノ
明日の夜には帰るみたいだから、全部使って作るよ。帰ってきてから食べてもらう。
あなた
あなた
無駄にならなくてよかったです〜
リノ
リノ
心配するのはそれだけ?
あなた
あなた
え?
リノ
リノ
俺と二人きりだよ
そう言って、あなたの顔に触れる。

かぁーっと赤面していくあなた。

この表情…嫌いじゃないな。

今日は何度もこんな顔を独占して見られるのか。

悪く無いな…。

リノ
リノ
よしっ。さっさと始めるぞ。
あなたも手伝えよ。
あなた
あなた
はいっ!!
顔に触れていた手を離し、食材を袋から取り出す。

あなたも慌てて手伝おうとする。

顔はまだ赤いまま。

いつもより料理をするのが面白くなるかもな。
リノ
リノ
手を洗ったら、人参の皮剥いて。
あなた
あなた
了解しました!!
ジャーーー

キッチンの流しで手を洗う。

まずは牛肉のかたまりにフォークでブスブスと穴をあけ袋に入れる。

お湯を鍋で沸かしている間に、ニンニクをヘラで潰し、牛肉を入れた袋に入れる。

沸騰した鍋へ袋のまま入れ茹でる。

2分半ほどで肉が全体的に白くなるので、
火を止めて、鍋に入れたまま20分程放置。

その間に温野菜を作りたいのだが…

横で手際悪いやつがいる。
リノ
リノ
まだ皮剥いてるのかよ。
あなた
あなた
えーと…すみません…
いつもはピーラーで剥いているので、包丁の皮剥きは久しぶりで…
あなたの後ろから見守る。

暇だから首筋に息を吹きかけてみた。
あなた
あなた
ひゃぁっ! ちょちょっと危ないですよ!
リノ
リノ
あははっ ひゃぁだって!
反応が面白いな。

今度は優しく耳に吹きかけてみた。
あなた
あなた
うぅっ…///
顔が赤くなっていくのがわかる。

くすぐったいのか、首を曲げて、耳を守ろうとしている。

反対の耳はガラ空きなんだけどな。

右耳の耳タブに噛みついてみた。
リノ
リノ
(かぷっ…)
あなた
あなた
んんっぅ!? 痛っ!!
リノ
リノ
痛いっていうほど強く咬んで無い…え!?
あなたの指が包丁で傷ついたようだった。

薄らと血が滲んでいる。
リノ
リノ
ごめん!!!
あなた
あなた
大丈夫です。ちょっと切っただけなので…
すぐに止血を!!

ティッシュで傷ついた左手の人差し指を抑え、
少し強めに圧迫した。
リノ
リノ
大丈夫か?
あなた
あなた
はい。本当に大丈夫です。擦り傷ですので。
ティッシュで抑えた傷口を確認する。

本当に浅いようで安心した。

でもこういう地味な傷が結構痛いんだよな…
リノ
リノ
本当にごめんな。怪我させちゃって。
あなた
あなた
気にしないで下さい。私の不注意です。
リノ
リノ
いや、俺が耳を咬まなければ…
あなたの顔が赤くなり、咬んだ方の耳を手で抑えた。

その反応が可愛い。
リノ
リノ
とにかく座ってろ。
あなたの反応を見ていたら俺まで赤くなりそうで、視線を逸らし、任せていた皮剥きを代わりに行った。
あなた
あなた
わぁ〜さすがですね。皮剥くの早い。
リノ
リノ
お前が下手すぎるだけ。
人参、じゃがいもの皮を剥き、ブロッコリーを一口大に切る。

タジン鍋に野菜を入れ火にかけた。

肉もちょうど良い頃合になった。
フライパンでニンニク炒め、香りが立ったところで肉を入れ全体に焼目をつけていく。
あなた
あなた
いい香り〜 にんにくって本当食欲わきますよねー。あぁぁ美味しそう。
そういえば何作ってるんですか?
リノ
リノ
ローストビーフ。
冷えても美味しいから、旅行から帰ってきた後も食べられるかなって。
あなた
あなた
ふふっ 本当リノさんって思いやりある方ですよね。メンバーに対してもそっけない行動とるのに、ちゃんとフォロー入れたり気にかけたり。
リノ
リノ
そんなんじゃないし。
せっかく作ったんだから美味しく食べたいだけ。
メンバーに対しては、ただ良い作品作りたいだけ。
あなた
あなた
リノさんがダンスを教える以上に、
ご自身も相当努力されてるの知ってますよ。
リノ
リノ
努力じゃないよ。やって当たり前。
練習したいからしてる。ただそれだけ。
あなた
あなた
ふふっ
リノ
リノ
なんだよ…
こいつ何見てんだよ…。

褒められるのに慣れてないし
メンバーに声かけてるのが知られていてすごく照れ臭い。

そうこう考えているうちに、肉はキレイに焼き色がついてきた。

火からおろし、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして完成だ。

大分待つのでソースを先に作る事にした。
リノ
リノ
お前はどんな味が好み?
あなた
あなた
ローストビーフですよね。
和風ですかね?
リノ
リノ
和風?わかんねー。
あなた
あなた
私作ってもいいですか?
あなたは肉の残り汁に醤油、砂糖、おろしニンニクを混ぜ、ワサビを少し入れた。

できました!とみせるので、ペロっと味見してみた。
リノ
リノ
!? 結構イケる!
あなた
あなた
へへっ 美味しいですか?
リノ
リノ
まあまあだな。
和風も悪くないんだな。
今度、和風よりのレシピを作ってみよう。

俺はもう一つバーベキューソースを作っておいた。
リノ
リノ
よし。
あなた
あなた
わー完成ですか?もうお腹ぺこぺこですー
リノ
リノ
いや…ローストビーフをここから冷やすんだけど。
あなた
あなた
え!?冷やすって結構待ちますよね!
干からびちゃいますぅーーー
リノ
リノ
えーーー待てないのー?
あなた
あなた
暖かいままでも私は全然良いのですけど!!
リノ
リノ
んーまぁいっか。ちゃんと完成したやつも食べて欲しいけどな。
じゃぁ、ご家族の分と私たちの分に分けて
私達の分は半分冷蔵しましょう!

その案にのっかる事にした。
俺もお腹ぺこぺこだったし。
あなた
あなた
いっただきまーす
リノ
リノ
いただきます
あなたは肉を俺の作ったバーベキューソースに絡めて一気に頬張る。
あなた
あなた
んーーー♪
おいしいーー!!!
目を丸くして、口元に手を当て、もぐもぐ食べてる姿はまるで小動物だ。

あなたの反応を見たかったから俺はまだ食べていない。

ニコニコしながら美味しいを連呼するあなたを見て思わず俺も笑顔になった。

そしてつい…
リノ
リノ
かわいい
と呟いてしまった。

あなたは夢中で食べているので、俺の言葉には気がつかなったようだ。良かった…
あなた
あなた
あ////
いいもの見れちゃいました。
リノ
リノ
あなた
あなた
リノさんのとびきりの笑顔♪
リノ
リノ
はぁ?
あなた
あなた
今すごいかわいい笑顔でしたよ!
いつもその顔してたらいいのに。
かわいいと呟いた時に笑顔になってたんだ…
リノ
リノ
ばーか
俺はいつもかわいいの。
あなた
あなた
はいはい。
リノ
リノ
なんだよー!
あなた
あなた
カワイイですよ♪リノさんはとっても。
リノ
リノ
///
冗談じゃなく、本気で言ってるもんだから
それ以上言い返せなかった…







美味しい食事(俺が作ったんだから当然)も終わり、

談笑して過ごし、夜も更けてきた。
リノ
リノ
そろそろ風呂入って寝るか
あなた
あなた
え?
リノ
リノ
あ? 何ハトが豆鉄砲くらった顔してんの?
あなた
あなた
えと…帰らないんですか…?
リノ
リノ
泊まっていけばいいじゃん。
明日も休みなんだから。
あなた
あなた
ええっ!!
リノ
リノ
いつも同じ家で寝泊まりしてんだから、対して変わらないだろ?
あなた
あなた
それは…そうですけど…
あなたを先に風呂に入れ、
俺が風呂から出て来た後も、少しまだあなたの顔は火照っていた。

アイスアメリカーノを作り、渡す。
リノ
リノ
あ、俺の家、お客様の布団とかないから
寝るの俺のベッドな。
あなた
あなた
ぶーーーーーーー
リノ
リノ
うわっ!なんだよ!!
お前はよく吹き出すやつだな!
あなた
あなた
ケホッケホッ…え…同じベッド…ですか?
リノ
リノ
反対向いとくから。
吹き出したコーヒーを二人で片付け
ベッドに一緒に入る。

背中合わせだ。

シングルベッドだから狭く、少し触れてしまう。

背中越しにあなたの体温が伝わってくる。
リノ
リノ
狭いな…
あなたの方に向き直すと、俺のかけた言葉に反応してこっちを見ていた。
リノ
リノ
お前、落ちそう(笑)
あなた
あなた
そんなに寝相悪くないですっ
リノ
リノ
また怪我されたら困るし
そう言ってあなたの首元に腕を入れ、
腕枕する形をとる。
リノ
リノ
ほら、こっち向け。
くるっと俺の方に向き、腕の中に収まる形となった。

もう片方の腕であなたを抱く。

なんだこれ…柔らかい。
抱き枕みたいな心地良さだった。
リノ
リノ
お前、ふかふかだな。
いや、ぷよぷよ?
ちゃんと運動してる?
あなた
あなた
失礼なー!ちゃんとしてますよー!
あなたが言い返してきたから、顔がこっちを向き、
至近距離で目が合う。
リノ
リノ
……
そっとあなたの頬に触れる。

じっと見つめる目。

窓から入ってくる外からの淡い光で、あなたの目が潤んで見えた。

それが硝子のようにとてもキレイで吸い込まれそうになる。

唇を指でなぞる

ぴくっと動いた。



この前のキスの音が思い出された。

あなたが自分の手の甲に当てて出したキスの音。
リノ
リノ
あんな音…本当に出るのかよ…
あなた
あなた
…なんですか?
リノ
リノ
この前のキスの音
あなた
あなた
/// どう…でしょうか…
リノ
リノ
お前実は経験ありだったりして
あなた
あなた
本当に無いですよ!!
リノ
リノ
へぇーじゃぁ想像だったわけだ(笑)
あなた
あなた
まぁ…そんなところです
少し膨れて、拗ねたようだった。
そんな表情もかわいい。

もう一度目線を合わせさせるために頬に触れる。
リノ
リノ
…試してみようぜ
ちゅ…





唇が重なる。





甘い…甘い 音…
リノ
リノ
実際にした方が、良い音かも。
あなた
あなた
なっ…何分析してるんですか!!!
リノ
リノ
うそうそ、ごめん
おでこをコツンと合わせた。
リノ
リノ
ムード台無し?
あなた
あなた
まぁ…そうですね…
目線をそらしたけど、照れてるのかな。
本当かわいい。
リノ
リノ
もう1回しよ。



今度は、ちょっとだけ長めに…




---「ぽっぽの続きーリノ」fin---

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