🐰「……あなた?いれるよ?」
🐰「……あなた、痛くない?」
私の彼氏、じょんぐく君は、
" とにかく優しい "
普段、どんな時でも私を気遣ってくれる。
食べたいものをいえばいつの間にか用意されてるし、
風邪をひいて寝込んでいる時は
ずっとそばに居てくれる。
生理痛が酷い時は黙って私の理不尽な
イラつきも受け止めてくれたり。
私は優しいじょんぐく君が大好きだ。
いや、大好きだったの方が正しいのか。
もちろん、嫌いなわけじゃない。
普段の生活の中、優しいじょんぐく君は大好き。
でも……違う。何かが足りない。
じょんぐく君は私を……満たしてくれない。
行為中、じょんぐく君は……
……… " 優しすぎるんだ "
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!