~翌日~
ジュニが言った通りみんなに知られていた
それもジュニがみていたのはほんの一部でハニ先生と私が抱き合ってるのを見ただけだったからジュニがそう思うのはおかしくない
ジュニにとって私たちは
先生と生徒の 禁断の恋
にしかみえてないのだろう
ジュニに誤解をちゃんと解いとけばこんなことになんなかったのかな
キーンコーンカーンコーン
そう言って先生は教室をあとにした
私は我慢できなくなって教室から逃げようとした
教室を出ようとした瞬間
バシッ
誰かとぶつかってしまった
私は走り去った
私はいつの間にか学校を飛び出して遠い所まできていたみたい
学校にいてもまたヨジャたちに愚痴を言われるだけ
私は幸せになれないのかな
ハニ先生に会いたい…
ハニ先生がいた。
先生は多分なんで私が学校を離れているのか感ずいたみたいで
先生は私の手を引っ張ってどこかに連れていった
着いた場所は…先生の家??
先生は私に暖かいココアをいれてくれた
先生みたいに暖かいココアを飲んで私は少し落ち着いた
そっか。私に逢いたくて…
前に聞いたことある。ジュニは有名な企業の社長がお父さんで校長もジュニに頭が上がらないほどって
そんなこといってるけど先生になるのだってどれだけ苦労したんだろう…
ハニ先生はどこまで心の広い持ち主なんだろうか
先生の心の広さには私の心の余裕の無さを埋めてくれる
ほんとに素敵な人と両思いになったようです。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!