ハニ先生と話さなくなってから2ヶ月が経とうとしてた
私はハニ先生に嫌われた
やっと見つけたと思ったあの時の恩人に嫌われて私は何もやる気力を失ってた
あーあ……もう私生きるの疲れたな
私は恩人の救いを無駄にして命を絶とうとしてた
屋上から飛び降りようとした時
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クラスメイトのディノがいつの間にかいて私を屋上の端から引き離した
私は後悔して涙が止まらなかった
ディノは優しい声で聞いてきた
そんなディノの優しさで今まであったことを全て話した
その時屋上の扉が空いた
ハニ先生が来た……
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そう言ってディノは走るように逃げていった
2人の沈黙がつづく……
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2人が口を開いたのは同時だった
さっきディノが言ってくれたことを思い出しながら
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そう言って2人は抱きしめあった。
この世にはほんとに偶然ばかりで…その偶然は人と人を結びつける
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Happy ending
第1章完結
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。