第42話

かいりくんって有名なの?!
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2019/10/05 12:29
学校に到着するなり、このはとさつきは用事があるみたいで、先に行ってしまった。
そんなことよりもあたしの頭に浮かんでいるのはかいりくんの言葉だけだ。
あなた

かいりくん、本気なんだ。本気であの子を探るつもりなんだ…((心の声

しゅん
おはよ!あなたさん!
あなた

おはよ。しゅんくん。朝練?

しゅん
うん。朝から大変なんだよ。
あなた

お疲れ様笑笑
でも、1日始まったばっかりだよ笑笑

かいり
かいり
あなた。行くよ
あなた

うん!じゃあしゅんくん教室でね

しゅくんからの返答はなかった。
なにかあるのかな。
女子
ゆきとくんの次はかいりさんとか…。
女子1
男好きなんじゃない?笑笑
いつもの事だけど、教室に行くまでも気分が下がる。
そういう訳でもないのに…。
気にしないようにしてても、やはり、心に何か刺さる感じがある。
あなた

あーあ。
こうなるなら、教室まで一緒に行かなきゃ良かった。((心の声

かいり
かいり
今、教室まで一緒に行かなきゃ良かったとか思ってたでしょ。
う…。やっぱりバレるか。
顔には出てないはずが、かいりくんには筒抜けのようだ。
かいり
かいり
大丈夫だよ。そのうちやめるから。
やめるって言われてもあの方々はやめないよ。
かいりくんはあたしをあたしの教室まで送ってくれた。
かいり
かいり
じゃあお昼にここ来るね
あなた

うん。後でね!

あたしが席に着くなり、しゅんくんが慌てて入ってきた。
しゅん
あなたさん!かいりさんと知り合いなの?!
あなた

うっうん。知り合いって言うか、従兄。

勢いがすごいよ。
かいりくんってそんなに学校で有名なのかな。。。
しゅん
そっか。まじか…
あなた

うん。何があったの?その前にかいりくんってそんなに有名なの?

しゅん
そーだぞ!知らないのか?
あなた

そういう話聞かないから笑笑

しゅん
そうだった。
かいりさんはスポーツ万能、勉強だってなんか超難解大学の過去問も簡単に解いたぐらいの頭の良さだ!
なるほど。それは有名にもなる。

でも、頭が良くないと、情報を盗むためには必要なことだ。コンピューターのシステムの奥の奥まで探すのはとても頭が良くないと出来ないと聞いた。ロックの解除もとても早くないといけない。
スポーツができるのは常に瞬発力、柔軟性を鍛えているからなんだろうな。
恐るべしかいりくん
あなた

さすがだなぁ。

しゅん
だよな。うらやましいよ。
2人でかいりくんの偉大さにしみじみしていた。
ゆきと
ゆきと
かいりさんって人の何がいいの?!

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