任務を終えてからと言うもの、ゆきとのことが突っかかってしまう。
どうしてあそこまで来るのか。予告状があたしだったからか...
考えすぎだよね。うん。考えすぎ。
あたしはいつものように歩いていた。
もちろんフード被り、イヤホンをしている状態で。
このはもさつきも日直で早く行ってしまったから1人で登校中。
そう思っていた。
そんなことはなかった。
トントン
誰かに肩を叩かれた。
恐る恐る振り返る。
そこに居たのはゆきとだ。
あたしは全速力で逃げた。
あいつには会いたくない。けど、席は隣だ。
一緒に登校しているところを見られたくもない。
後で女子の嫉妬を買うのはごめんだ!
そう思ってるのになぜあいつまで走ってくる!
なに!ほんとに怖すぎる!
2人で走りながらも学校に到着してしまった。
あたしは猛ダッシュで、このはを探した。
息切れがすごいよ。
マジで許さん!
スっ!
すぐさまこのはの後ろに隠れた
フードをかぶったまま教室に入った。
フードを深くかぶり直し、下を向いたままパーカーの裾を握っていた。
学校...。やだな...。
その姿を見たゆきとがなんて思ったなんて関係なかった…
作者から。
投稿が大変遅くなりました。
すみません
学校でちょっとしたことがあり、部活もありで続きを書くに時間がかかってしまいました。
申し訳ありません。。。
ちょっとずつですが、続きを書いていこうと思います。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。