あいらの部屋に行った。正直嫌だった。
頭から血が垂れてた。もう抑えきれなかった。
”バケモノ!”
ザシュ
完全に傷つけた。この世にいられるのもそう遠くはないな。。。
どうしても周りの人間の口封じをしたかった。ついには大事な人も傷つけた。
もう嫌だ.......
私は涙を堪えて言った。頑張ったんだよ?めっっちゃくちゃ!でも今は逃げなきゃ
何時間経ったかな?お腹も空いたし、寒い。
そっと呟いた。その時だった。
絶対に嘘だ。マサイはそうかもだけど他の奴らなんか絶対に違う。
ダーマがいきなりお姫様抱っこして来た
自宅
そう言ってみずきは泣きながら私に抱きついてきた
抱きつき返す
マサイがバックハグ。
皆が逃げていく。らしゅを殺そう。過去の恨みを晴らす!
激しい戦いだった。私はボロボロ。それはそうだよ。らしゅはパラレルワールドの女王。勝てるわけない。
でもらしゅは華麗に避ける。次の瞬間らしゅがこっちに向かってきた。
とっさに攻撃を入れてしまい.......らしゅの心臓に暗黒の片腕が刺さった
らしゅがあたしの頭に手を乗せる
”ずっとずっと愛しているわ”
その言葉を残しらしゅの掴んでいた頭から手が重力に従って落ちていった。
らしゅが跡形もなく消えたと同時にらしゅが掴んでいた頭の所に”封”と言う字が刻まれたリボンが着いていた。
マサイのちょっとした優しさと温もりをまだ覚えているなぁ…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!