ボーッ
なんか、今日はすごく疲れた気分。
人にぶつかること×3回
悲鳴をあげること実に×5回
転ぶこと実に×2回
私は何をやっているのだろう。と、
思いながらもう放課後の時間。
近くにいた友達は笑うどころか、
とても爆笑をしていて、つられてしまった。
でも、まだ笑ってくれたから嬉しい。
近くにいた莉犬は真顔だった。
というか、顔が見れなかった。
別に考えなくてもいいところで考えてしまう。
どう思われていたのだろう。
バカなあなたって思われたかな……?
何やってんだって思われたかな。
自分の行動で私の思考回路はすごく変わる。
私はこんなにも考えているけれど、
莉犬のことを恋愛関係でかんがえたことはない。
昔からの腐れ縁というか、まあ……、
下の名前で呼び合っている微妙な関係。
問題が分からない。
そういう顔が少し可愛いと思ってしまう。
天然なのかな?なんてw
ーあなたの家ー
ピンポーン
なんだか少し冷たいけれど、
でも、顔では笑ってる。顔はかわいいのに!(
徐々に宿題を進めること30分。
少しぐらい、会話をしようと思って、
今日の私の失敗の話をした。
少し悩むように考え込む莉犬__。
やっぱり、別になんとも思ってなかったか、
変な奴って思われたのかと気になる。
チュッ……
な、何があったの!?と意味が
わからなくなるぐらいに、戸惑う私と、
少し恥ずかしくなってるかわいい彼。
「かわいいって……反則だよ、//」
そう言うとはまだ私は考えていなかった。
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へったくそでごめんさい。(
ネタを置いて行ってくれてありがとです!
まじ助かるわ(
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。