無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第56話

年明けパーティ当日
「しかし、俺は、〝会社で働く〟って事が

合わなかったからこの仕事を始めたけど、前に、

霧河さんの話を聞いた時、本当に幸せにやってるんだな~」と

思ったよ。

「そうですか?」

「ああ!!色々と、良い仕事仲間を持てたみたいで、

凄く羨ましかった!!!」

「そうですか!!!」





「あ、そうだ!!今度、その色んな友達をここへ連れきなよ!!」

「良いですね!!それ!!!でも、僕、このお店が

凄く気に入ったから、仕事仲間達には悪いけど、

ここを隠れ家にしたいんですよ。いつか、仕事仲間達が

自分でここを見つけるまでは」

「そうか・・・・・・まぁ、それも、良いんじゃねぇのかな?!」

「はい!!!」





そして、時間が経ち、13時00分、お客さんが集まり、

〝年明けパーティ〟が始まった。





霧河は、弾き語りで演奏を始める。まず、1曲目は、

「気取ろうぜ」だった。コレは、霧河が、

大切な両親が死に、孤独になってしまった霧河が

自分を慰めたり、応援したりするために作った曲だ。





「辛い 苦しい 悲しい そんな事もあるさ

逃げ出したくて・・・

この世界で自分って人間はたった一人だから・・・

いっそ気取ろうぜ

寂しいけど 今日は星空の下で

哀愁漂う一匹狼を演じよう♪?」という曲だ。





演奏した後、

周りにいたお客さん達は、拍手しながら

「カッコ良くて渋い!!!」と言ってくれた。





両親へのあの哀悼の曲「いつか僕の心は・・・」は、

少し切ない曲でもあるため、2曲目に歌った。





「あの日から ずっと絶望していた

心に穴が開いてしまった 大きな大きな穴

考えれば苦しい 忘れようとすれば寂しい

どうすれば良いの? でも思った

ねぇ いつかきっと 変わってみせるよ

強くなってみせるよ あなたは大切な僕の一部だから♪?」

だが、その曲を演奏した後も、周りのお客さん達が、

拍手しながら、皆、

「へ~!素敵な曲!!」と言ってくれた。

「ありがとうございます!!!」と霧河は答えた。





(父さん、母さん、このギターを使って、ちゃんと皆を喜ばせる

事が出来たよ!!!)





だが、その曲が、死んだ両親への感謝の気持ちを込めて作った曲だとは、あえて言わなかった。そして、たくさん演奏したり、色々食べたり、色々喋った後、

パーティが終わった。





「フ~ッ!!楽しかったな~!!!」と、

その後、15時頃に店を出た。

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

COLK
COLK
よろしくお願いします
ファンタジーの作品もっと見る
公式作品もっと見る