家に帰る途中に、他校の男子に絡まれた。
手を持たれて車に乗せられた。
大声を出しても無駄だった。
口と両手を押さえられて動けなかった。
車のドアが開いて春野先生が立っていた。
と、男を振り払って先生に抱きしめられた。
男たちは逃げていった。
そう言われた。
良介も見てないし、助けてくれたからと思ってついて行った。
〜先生の家〜
先生に服を借りてシャワーを浴びた。
ミルクを渡されてソファーで飲んでいた。
先生は私の隣に座った。
と手を伸ばされた。
頭を撫でられた。
そう言って先生の家を出た。
〜翌日✕学校〜
学校に行くと二人が駆け寄っきた。
そう言って教室を出ていった。
〜屋上〜
屋上に一人でいた。
良介にほっぺを触れた。
優しく抱きしめられた。
〜その頃教室では‥‥〜
先生は理科室に向かった。
〜理科室〜
パッシ!
殴ろうとした良介の手を持ち、先生は良介止めた。
二人が喧嘩しそうになった。
二人で教室に帰った。
〜放課後〜
放課後。
職員室に来て「学級委員をやめたい」と言った。
先生に頭を撫でられた。
〜その夜〜
良介の家に一人で向かった。
家の中に、入った。
ドンッ!とベットに押し付けられた。
ビリッと服を脱がされた。
チュッと強くキスされた。
激しく動かれた。
雨がポツポツと降りだした。
抵抗すると、また殴られた。
抱きしめられた。
良介が泣き出した。
それから体を重ねた。
痛くて‥‥痛くて‥‥涙が出た。
〜深夜〜
良介の家を出ると外は雨だった。
なんだか涙が出てきた。
涙を拭いてコンビニに入った。
ポテトを買と飲み物を買ってコンビニを出た。
大雨なのに傘を買わなかった。
ふと顔をあげると先生の家の前だった。
携帯に登録してある先生の番号に電話をしてみた。
どうしよう‥‥本当は先生の家に行きたい。
でもそうしたらまた良介に殴られる‥‥。
電話が切れて、数秒後。
パジャマ姿の先生がタオルを持って
ドアの前に立っていた。
先生の顔を見ると安心して気絶してしまった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。