大森side
僕んちの前で呼吸を整えてるあなた
扉を開く
いつものようにぽかぽか叩いてくるあなた
言われなくてもそうするつもりだし、笑
現在時刻は夜9時
流石に一緒に入りたいとはまだ言わないけど。
もっくん愛しながら待ってるね
って笑って手を振る彼女
はぁ、くそかわいい
in 風呂
元貴ちゃん、嘆いてました。
一方あなたちゃんは
大森氏、心配しなくても大丈夫さ。
桃瀬あなたはちゃんとあなたを好いている。
いつもだったら長風呂するけど、
そろそろ出よ
ふと、鏡に目をやる
剃っとく方がいいのか
え
待って待って、
多分一緒に寝るし
え、僕絶対襲うよね。((
え、なに僕まで緊張してきたじゃん
拒否られたらどうしよ、
あー、それは辛い心折れる。
って何考えてんだ僕は、童貞か?
違うだろ、違う違う
とか言ってた3ヶ月くらい前のあなたを思い出す
とか言ってそう(謎の自信)
バカップルです(色んな意味で)
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!