教室が静まり返る
入口には夢ノ咲の制服を着たハル
その少し先には濡れた私と転がるバケツ
気まずそうに目をそらす生徒たち
ハルに見とれているのか目を輝かせるきらら
ハル「……おと」
今までに聞いた事もない低い声
でも私は受け答えできる程元気ではないのだ
全身の傷が痛んで立つのもやっと
ハルが私の前に立つと
まだ新しいブレザーを被せてくれた
おと『は、ハル?それ新しいやつ…』
ハル「関係ないよ、保健室ってどこ?行こう」
さっきの思い声とは裏腹に優しい声
ハルに会えて安心したのか、私は倒れ込んでしまった
ドサッ
遊木「なぼしちゃん!?」
流石に焦ったのか遊木真が倒れた私に寄るが
ハル「おとに近づくな」
再びハルの低い声
ハルは私を横抱きにするとこう言った
ハル「いいか、二度とおとに近づくな
おとが傷つくような腐った学院なんざ、俺が
___潰す」
ー突然のハルsideー
鳴上「ッッ、アタシにも手伝わせて」
飛鷹「俺も行こう」
晃牙「はっ、俺も行くぜ」
遊木「ぼ、ぼくも!!」
オネェ口調の奴が言い始めると次々と
仲間らしき奴らが名乗りあげる
ハル「…おと、こいつらは大丈夫なの?」
おと『うん、大丈夫だよ…』
だいぶぐったりしてしまった…
おとが言うのなら安心できるだろう
ぐったりしたおとに案内をさせるわけにも行かず、俺は保健室までの道を案内してもらう事にした
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う〜ん、面白くないなぁw
多分これから更新頻度低くなる
よろぴっp((殴
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。