第25話

ほんとは
4,838
2020/01/17 14:26
ハルside
おとには
夢ノ咲に行く日を教えなかった



俺の理想なら

・夢ノ咲に行く事とモデルをやる事をカミングアウト

・行く日は教えず教室でドッキリ的なあれ((

・はっぴー!!!!

って予定だったのに……


実際は




・夢ノ咲の場所が解らない(迷子)

・夢ノ咲を見つけたがアイドル科が解らない(迷子)

・アイドル科に入れても職員室が(ry

・もう取り敢えずおとに合流しよう

・おとのいる2のBを見つける

・サプライズしようと思ったら濡れたおと

・仲間らしき奴らと保健室
↑↑↑↑↑イマココ






夢ノ咲に行ったら、話したい事が沢山あったのに

モデルだけでなく、アイドルもやる事
おれの専属プロデューサーになって欲しい事




ハル「大丈夫かな…(´・ ・`)ボソッ」

ジャージ姿のおとを眺めながら自然に出た言葉
佐賀美「あんずに頼んでジャージに着替えさせて体も
拭いたし、大丈夫だ」

あんずちゃん(??)にお礼言わなきゃな、



佐賀美「あとお前、遅刻した上職員室来ないとか…
心配するからやめなさい」

ハル「あいだっ」
びしっと軽くチョップされる



鳴上「うふふっ、」

ハル「笑うなぁ!!」


鳴上「ごめんなさいねぇ、そうよ、自己紹介し
ましょ!」

晃牙「あ?今このタイミングでかよ?」

鳴上「今だからこそよ!オトちゃんが起きてから気ま
ずい空気だったら嫌でしょ?」
飛鷹「まあそれも一理ある」

遊木「そっ、そうだね!!自己紹介しよう!」




鳴上「アタシは鳴上嵐よォ♪Knightsに入ってるの!
気軽になるちゃんって呼んで頂戴♪」


晃牙「俺は大神晃牙だ!!UNDEADに入ってるぜ」

氷鷹「俺は氷鷹北斗だ。Tricksterに入っている」

遊木「僕は遊木真。氷鷹くんと同じTricksterだよ!」
ハル「俺は紺野 ハル。2のBだ。
つい最近モデル初めて、ここで
ソロユニット作る予定だ」




全員の自己紹介を終えたところで、
おとの目が覚めた


おと『んぅ…』

ハル「おと!!大丈夫か?」

おと『ハル…?あ、そっか、、なんか水掛け
られてそれでハルが来て…』


おと『わ、遊木くんに鳴上くんも来てくれたんだ』

ベットの横を見て一瞬驚くも何かを理解して安心するようなふわっとした笑顔を浮かべる

鳴上「…アタシは、なぼしちゃんはやってないと思う
わ」


遊木「僕もだよ!!きららちゃんが来る前の
おとちゃんの事、僕は忘れてないよ!!」



おと『…ありがとう』


嬉しそうで恥ずかしそうで、でもはにかんでいるおとはマスクをしていても可愛かった




佐賀美「…」

先生は空気を読んでくれたのか、
何も言わずに作業をしてくれる




ハル「…それで、何があったんだ?」


おと『ッッ、…それ、はね』

途切れ途切れになってもおとは一所懸命に話してくれた。

ゆめみ きらら という奴に嵌められ
虐めにあい、
中には父親の事も知っている奴もいると



ハル「んだよそれ、、」

おと『で、でも本当は皆優しくて、きららが来る前の
皆は私に良くしてくれたんだよ!』

ハル「自分の事虐めてる奴をフォローするのか?」

おと『っ、それは、、』
おと『今がどうなってたって、皆と過ごした時間は嘘
じゃないから』


一瞬たじろぐも、おとははっきりと凛とした目でこちらを向いて話した


ああ、そんなに大切な仲間なんだ



鳴上「んもう、アタシにとってもなぼしちゃんは大切な仲間よ!!」
『わ、鳴上くん』

鳴上「お姉ちゃんで良いのよぉ!」

『…お姉ちゃん?』

鳴上「!!そうそう、お姉ちゃんよぉ!」


氷鷹「俺の事も氷鷹くんでは無く、
北斗と呼んで欲しい」

『それじゃあ北斗くん』


遊木「僕も、真って呼んでよ!」

『真くん』


晃牙「……」

『晃牙くんはもう名前呼びだもんねw』



皆と保健室で仲良くなれて、
まあいっか、なんても思えてしまう程嬉しかった


……ちょっと幸せだったりして

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