第40話

元彼
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2020/02/08 06:10
昨日は会長の前で取り乱しちゃったな…かなぴ((

それに虐待のことも口滑った、、


今日もあんずの分だけの朝食を作ろうとしたが「1人のご飯は楽しくない」って可愛い顔で言われちゃったのでフルーツ食べてますおはようございます
あんず「なんか2人でご飯って久しぶり」

『確かにねぇ』

あんず「ねぇ、もうすぐ合宿があるんだって。紙もらった?」

『えっなにそれ知らない』

あんず「多分紙回らないようにされてたんじゃない?」

『こわっ』

あんず「私の紙一緒に使お!」

『いいの?ありがと〜!!』

朝の準備が終わり今日は一緒に行こうと誘われたのであんずと家を出る

そこでハルと合流し、3人で学校に行くことになった

あんず「へぇ、ハルくんはモデルもやるんだね」

ハル「駆け出しだけどね、、」

『私が宣伝してやんよ』

ハル「それは頼もしい!!」


あんず「じゃあ2人でやるお仕事も出来てくるんじゃ
ない?」

ハル「だといいね!」
『私はそこまで楽しみでもないけどな』

あんず「ふふ、おと照れてる」
『照れてなぁァァ!!』

なんかさっきから私ばっかりイジられてる希ガス

……でも楽しいからいっか。いつの間にか2人は仲良くなってるし


??「あ、姉御〜!!」

??「走っては危ないぞ!」

??「なんで朝から騒がしいんだ…はあ、鬱だ…」

??「あぁっ!翠くん、これで元気を出すでござるよ!!」

??「それはみどりの『すき』な『ゆるキャラ』ですね〜」

……げ。

あんず「あ、流星隊のみんな!」


あんずは「先に行ってていいよ」と耳打ちしてくれた。
まじ優しい天使


ハル「大丈夫?おと」

『大丈夫と言いたい所だが全く大丈夫なことは無いので背中を貸せハル』



そう言ってハルの背中に隠れる
アイツらはあんずと話に夢中で私に気付かない


そのまま気づかないでおくれッッ……


奏汰「あれ?てんこうせいくんとおとさんですね?」



うっそでしょぉぉぉぉぁおぉおぉぉ?!?!
えっまってえっえっ(うるさい)



千秋「…おと」
鉄虎「隊長?!なんでそいつなんかに…」


千秋は私の腕を掴んだ
その瞬間嫌な記憶が蘇り私は手を振り払った

『行こうハル』

ハル「えっ、ちょまって!」

私はハルの裾を引っ張り歩く

あぁ胸クソ悪い
あいつの顔は見たくなかった



ハル「ねぇおと!!!…大丈夫なの?」


『…なの』


もうこいつには隠す必要も無いだろう

ハル「え?ごめん聞こえなかっ、」




『元彼、なの』

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