私の目に飛び込んできたのは真っ白い天井らしきもので、どうやら保健室っぽい
それを理解するのに5秒。
隣に誰かが居るのに気づくのに2秒。
おと『氷鷹くん、』
その人の名前を口にすると
氷鷹「!!!起きたのか、先生を呼んでくる」
先生呼ぶ前に説明が欲しいな氷鷹くん←
陣「おはよ〜、よく寝たな」
おと『おはようございます?』
カーテンが開いたと思えば佐賀美せんせの声が
陣「お前朝に倒れて、今昼休み」
あ、そっか…ネズミを埋葬してたんだ
おと『氷鷹くんが運んでくれたの?』
氷鷹「あぁ、でもすまない。混乱させてしまっただろ
うか」
おと『ううん、大丈夫ありがt』
私の言葉を遮ったのは……
零「大丈夫かえ嬢ちゃんや〜!!」
大神「おい待ちやがれ吸血鬼ヤロー!
!!!!目ェ覚めたんか?」
あんず「おとぉぉ!目覚めたんだね、よかったぁぁぁ!!!( ;ᯅ; )」
創「先輩!!大丈夫でしたか?!」
仁兎「また倒れたのか?!」
光「ね〜ちゃん、もう平気なんだぜ?!」
真白「せ、先輩ッッ…」
ドドドドドという音がすると思えば特別広いわけではない保健室に人がなだれのように舞い込んでくる。
人口密度高しくん…←
おと『うぁ、倒れたのは大丈夫だけど皆の重さで大丈夫じゃない……』
みんな前のめりに居るので私に多くの体重がのしかかる
それを言えばごめん、と離れてくれる
陣「ふっ…w愛されてんなぁ流星w」
おと『笑わないでください!!!』
愛されてる、か
まあ昔と比べればそうかもしれない
ちょっと嬉しかったりなんだったり…
あんず「あ、そうだ」
あんずが何か思い出したように話し始める
あんず「なんで今朝校舎裏に居たの?あと手も傷だらけだし」
自分の手を見ると絆創膏や包帯に巻かれ無惨な姿に
おと『今朝いろいろあってね。長くなるから後でゆっくり話すよ』
さすがに先生の居る空間で話す事は出来ないので、後で話すようにした
佐賀美「お前らそろそろ飯食ったほうが良くね?時間なくなるぞ」
先生の声で慌ててご飯の用意をするみんな
創「どうせだし、皆で食べましょう!!」
零「このメンバーとは…異質じゃのうククッ」
みんな創くんの言葉に賛成してくれて、
ガーデンテラスに移動することになった
確かにRa*bitsとUNDEADが絡む事ってそんなに無いし新鮮だな〜〜w
そんな呑気なことを考えながらガーデンテラスへ向かった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!