第37話

よかった
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2020/02/07 11:53
ハルside

心配だった
ずっと
おとの事が


呼び出しだったら?
殴られていたら?

募るのは不安ばっかりだった


でも良かった
ちゃんと居た


「おぉおぉおおぉとぉぉおぉお」
姿を見た瞬間抱き着いた

本当はお互いスキャンダルは困るのでこんな事はできないけど

今だけは許してくれるだろう

引き剥がされたけども((


おとがお弁当を食べようとマスクを外す

フードを被ってるから顔はあんまり見えないけど

それでも充分おとは綺麗なのだ


誰かがおとの綺麗さに気付いてしまったらいけない!!!!!!

だから屋上で食べようと誘った

てか連れ出した←



in屋上

扉を開けると同時に入ってくる風が気持ちよかった

ハル「っひょ〜!!きもちー!」

『うわさむ』

ハル「え?!丁度いいよ!」

『こちとら冷え性なんじゃ』
……やっぱりいつものノリで居てくれると嬉しいなぁ

こんなに冷たくするのは嫌いだからじゃない
俺を信頼してるから

なんでそんなに自信満々に言えるのかなんて決まってる


おれもおとを信頼してるから!!!
『にまにましないでキショい』
ハル「えっにまにましてた?!」
『それはもう』
おととご飯を食べていると
屋上のドアがガチャりと開いた

あんず「あ、おと!…と、転校生くん?」

入ってきたのは茶髪の女の子
まってこの子もしかして嵌めたやつ???(違う)

だとしたら1発殴ってやりたい(だから違う)

ハル「だれ?アンタ」

『いや、え、ちょなんでそんな喧嘩腰なの』

あんず「え、あの…その、、」

『ごめんねあんずちゃん、こいつちょっと感ん違いしてるっぽい』

ハル「……勘違い?え?」
『え?』

ハル「だってコイツがおとを嵌めたやつでしょ?」


『何言ってんの???』

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