次の日紫耀は普通だった。
紫耀「おはよう」
「おはよう」
放課後
「あと2日だよ。」
紫耀「はやくやろ。」
「これ、終わるかなぁ」
紫耀「終わらせる。」
チャイムがなる
「どうしよこれ。」
紫耀「明日試着だよね?」
「うん…」
紫耀「お前の家って今日泊まれない?」
「は?何急に!?聞かないとわからないけどさ…」
紫耀「今すぐ聞いて。」
「わかったよ。」
「もしもし。今日さ、紫耀泊まっていい?」
「うん。けど、寝るところ…」
紫耀 バカ 口パクでそう言って、私からけいたいをとった。
紫耀「もしもし、やよいのお母さん。今日急に言ってごめんなさい。文化祭のが終わってなくて、俺できないからやよいに…
えっいいんですか?じゃぁ泊まらせて貰いますね!(笑)」
「えっ」
紫耀「はーい。じゃぁやよいさんと帰りますー。」
「ちょっと。いいって?」
紫耀「行くぞ」
「うん。」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。