次の日学校に行くと、いつものごとく紫耀は女の子達にキャーキャー言われていた!けど、いつもと違うのは私の気持ち。
昨日、距離が縮まったからなのか、ずっと心にあったあの気持ちを忘れて、またキャーキャー言われてると、笑顔で思った。
紫耀「おはよう!」
「あれ?王様キャラは?」
紫耀「お前に言われなくても変わってないからな!」
「そうですか(笑)」
なんか、変わったな(笑)
その後いつものように時間が過ぎてる。
そう思ってた。けど、違った。
休み時間
女の子1「紫耀くん!ちょっときて!」
紫耀「めんどくさ。まぁいいよ」
それを見かけた私は何となく後ろからついていった。
女の子1「紫耀くん!好きです!付き合ってください」
告られてる…
あれ?おかしい。なんか、悲しい。意味わかんない。そう思いながら。見守っていた。
紫耀「ごめん。」
ふった。可哀想
なんて、思ってた自分がなんか意地悪になってる。
なんで、ほっとしたのかなど今までに無い、違和感。
今日はなんかおかしな気持ちだった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。