武道side
俺、花垣武道。昨日の夜、どうすればドラケンが死なないか考え考えまくった結果、天才的なアイディアがうかんだ
付き人だ
まぁ、さっきドラケンくんに直接言ったら簡単に断られてしまったけども……!
そんなことで諦める俺では無いのだよ!プランB!!
尾行だ
マイキー「なんだよ、これ!」
!!
喧嘩か…………?
マイキー「もう一生許さねぇ…!」
ドラケン「あ"?」
あなた「…………」
マイキー「旗が立ってねぇじゃん」
……へっ?
マイキー「俺はお子様ランチの旗にテンション上がんの!」
「すみません、すぐお持ち致します…」
ドラケン「ほーらマイキー、旗だぞー」
マイキー「うわぁぁ!!さすがケンチン!!あなたも見習えよな!!」
どっからだしたんだ……?
あなた「…ほんなへんほふはひほとふひ」
ドラケン「何言ってっか分かんねぇよ……
…………チッ、あ"あ"!!もうやってらんねぇ!!」
なんだ……!今度こそ喧嘩か!?
え……寝てる……?
ドラケン「食ったらすぐ寝る癖いい加減直せよッ」
あなた「……ゴクン…美味しかったー。ケンチンそんな怒んなって」
ドラケン「お前はなんもしないからいいだろうが………………たくっ、しょーがねぇなぁ…」
あなた「さっすがケンチン、やっさしぃ〜」
…マイキー君って、普段はあんな感じなんだ
ドラケンくんはすげーな、毎日マイキー君のサポートしてんだもんな…
あなた「ケンチン、どこ向かってんの?」
ドラケン「黙ってついてこい」
あなた「むぅーりぃぃぃぃぃい"て"っ」
でも、もしブチ切れたら…………
ドラケン「着いたぞ、マイキー」
あなた「……病院じゃん」
マイキー「あー、んなとこになんの用?」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!