第3話

1話
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2021/07/25 06:25
あなた「おっちゃーん、いつもの」

「あいよー」






一日中賑わっている街から少し離れたところにある団子屋

ここの団子屋はアタリだ。美味いし安い。

マイキーとケンチンも来ればよかったのにってボーっとしながら団子が来るのを待つ






「ほら、三色団子」

あなた「ありがとーおっちゃん。私の寿命を延ばしてくれて」

「三色団子ねぇと生きらんねぇのかよ」

あなた「うん」

「そりゃ俺に感謝することだな」

あなた「は〜い、じゃあ私行くねー。ばぁ〜い」

「また来いよ!」

あなた「んー」





おっちゃんへの返事に「んー」と気の抜ける声で返す

どこへ行こうか。マイキーとケンチンと団子食べるためだけに別れてきたからその後の予定考えてなかった
















団子の味を噛み締めながらブラブラと歩く

歩いても全然マイキーとケンチンの姿が見えないから三ツ谷家でも行こうかなって携帯を取り出した





あなた「……ん?」





三ツ谷に電話をしようとしたところで、向こうから声が聞こえてきた。叫んでるのかな。



………………




なんとなーく気になったから声のした方に向かって足を進める

つまんなかったら帰ろ……


















武道side



敦「もう引けよ武道!!充分気合い見せたよ!!!」

武道「引けねぇんだよ!!!!!…引けねぇ理由が、あるんだよ!!!!」

敦「ッ……」



ここで引いたら…俺は、なんのために

12年前に戻ってきたんだよ…………!!!!


武道「東京卍會、キヨマサ!!勝つなら俺を殺すしかねぇぞ!!!

……絶対ぇ負けねぇッッ」



俺が、ヒナを救うんだ……!!!!



キヨマサ「ッッ……おい!バッド持ってこい!!!上等だ、殺してやるよ」

あなた「何言ってんの?」

武道「ッッ……!!」



だ、誰だ……?女の子…?なんで、ここは、危ないのに…!





武道side

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