あなた「ねぇ、なにやってんの?」
武道「え!?あなたさん!?なんでここに……」
柚葉「あなた!?あんたなんで……!」
あなた「いや、だってたけみっち殴られてるし……八戒と柚葉もいるし…………
…………………………来ちゃったハート」
今私は1度倒したはずの黒龍の縄張りにいた
別に好きで入ってきたんじゃない
通り道だったし、、、今の私は普通の女子中学生だし、、、
まぁなぜこうなったかと言うと、それはついさっきのことで……
圭介のお墓参りに行って、団子を圭介にあげてきたからまた買おうと思って、団子屋に寄った
味を噛みしめながらいい気分で歩いていると、チラッと本当にチラッと見てしまった
ちょうどたけみっちが殴られる場面を
…………なんかたけみっちが殴られてるところ前もみた気がする……喧嘩賭博だっけ、
団子持ってるし、しかも食ってるし、そのまま素通りしようと思ったのだが、なんとそこにはヒナもいるし柚葉に八戒もいるときた
さすがにウチのヤツらがこうも黒龍の縄張りにいるのはよくない
そう思って横から歩いて私は登場した
そして、振り出しに戻る
八戒「あなたちゃん……」
あなた「よっ、八戒。相変わらず柚葉美人だね」
ヒナ「あなたちゃん!今そんなこと言ってる場合じゃないよ……!」
まぁ、確かに
なんか大っきい人いるし…………誰だっけ
あなた「……あぁ、八戒と柚葉の兄貴か」
大寿「お前誰だ?」
九井「東京卍會副総長、翠楽あなた。お前ここが黒龍の縄張りだってこと知ってんだろ?」
あなた「うん」
九井「なんで来た?」
あなた「たけみっちとヒナと八戒と柚葉がいたから」
団子を食べながらだから、ちょっと言い難いけどまぁわかるっしょ
日本人なら
ブワン((
大寿「お前……今のを避けるか」
あなた「まぁね」
身体大っきい癖によくもまぁ動くもんだ
まぁそこら辺のチンピラよりかは強いか……な
すると、八戒の兄貴は急に笑いだした
大寿「ひゃはははは!!!八戒はのこのこと東卍の奴を連れてきたのか?いくら言っても黒龍に来ねぇのによぉ!!
しかも東卍の副総長ものこのこときやがった!!
…………はぁ……ハッカーイ。コイツら殴り殺せ」
八戒「!」
大寿「同じ東卍としてのケジメだ」
あなた「……」
大寿に向けていた視線を八戒に移す
この家族の事は詳しくは知らないし知ろうとも思わないけど、多分"これ"は
家族の"ソレ"じゃない
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。