第86話

84話
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2021/12/27 04:54
マイキー「血のハロウィン

芭流覇羅約300人VS東卍150人。この圧倒的に不利な状況の中でお前ら一人一人の頑張りで勝利を掴み取った

負けた芭流覇羅の副総長、半間修二から話がある」



ザッと前に出てくる半間

…………



半間「芭流覇羅の半間修二だ。芭流覇羅はずっとトップがいなかった

だから、この戦いに敗けて東卍の下につくことにした

芭流覇羅は東京卍會の傘下に降る!!!!」




一瞬、戸惑いの顔が見られたが東卍が大きくなることに喜んでいる様子の隊員たち

東卍!!東卍!!

と言いながら腕をあげている




半間「今回、俺とマイキーを繋いでくれたヤツがいる。そいつのおかげでこの話が成立した!

前に出てきてくれ!!!

稀咲鉄太!!!」




呼ばれた稀咲は前に出て、握手するマイキーと半間の手の上に自分の手を置いた

圭介が言ってた

"稀咲は敵だ"と

証拠も何もないけれど、圭介が命を懸けてまでやろうとしたこと




あなた「…(信じるよ、圭介…………)」




まだ何も証拠はないけど



マイキー「話はもうひとつある

"血のハロウィン"で得たものもあれば失ったものもある

壱番隊隊長、場地圭介が死んだ

俺らはこの事実を深く反省し、重く受け止めなきゃいけない

……あとはお前から言ってくれ

壱番隊副隊長、松野千冬」



呼ばれて出てきた千冬の顔はなんだか決意が決まってるみたいでカッコ良かった



千冬「東卍を辞めようと思ってた俺を総長はこう言って引き止めた

"壱番隊の灯をお前が消すのか?"

壱番隊を引っ張って行くのは俺にはやっぱり荷が重い

総長と話し合った、何日も何日も。そしてこういう形にたどり着いた」


バッと顔を上げて千冬は叫んだ


千冬「自分テメェのついて行きたい奴ぁ、自分テメェが指名する!!!

花垣武道!!!!」

武道「え……お前……………何…?」



急に名前を呼ばれたたけみっちはひどく動揺してた

まぁ、大きな声で名前呼ばれたらビビるわな



千冬「たけみっち、これが場地さんの意志だと俺は思ってる!

場地さんがお前に託し、俺と総長が決めたことだ」

マイキー「花垣武道!!顔上げて、みんなに挨拶しろ!!!」


















武道「ッ…よろしくお願いします!!!!」
















あなた「たけみっち泣いてるー」

ドラケン「何泣いてんだよ、締まんねーな」

三ツ谷「あーあ、また刺繍入れ直しだよ」

マイキー「……顔上げすぎた…バカ」
















顔を上げて挨拶するたけみっちはめちゃくちゃ泣いてた

なんだか色んな感情が混ざってるみたいであまりチャチャは入れらんなかった











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