YG「そこに座れ」
いかにも高そうなソファーに
座り、目の前にユンギさんが座る。
YG「お前、借金してるにもかかわらず
うちでギャンブルばっかりしてるんだな。」
「はい...」
YG「仕事はなにしてんだ?」
「...」
言えない...!!
毎晩男性と体重ねてるだなんて
言えない!!
YG「...水商売か。」
「えっ?な、なんで...」
なぜユンギさんが私の仕事を知って
いるのか分からない...
YG「水商売って結構稼げるよな〜
どう?俺とヤる?」
「し、しません!!!」
YG「あっそ」
できるわけがない!!!
ユンギさんめっちゃイケメンだし...
お客さんで、たまにイケメン来るけど
ユンギさん並にイケメンの人と
したことはない...。
YG「まぁいいや、んで本題だ。
なぜ俺がお前に声掛けたと思う?」
「...分かりません」
YG「お金に困ってるんだろ?
俺と賭けしようぜ。」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!