第31話

伝われ、私の───
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2020/07/15 08:11
あなた 「ありがとうございました!」


小五郎 「此方こそだ!また遊びに来て良いからな!」


あなた 「はい!お邪魔しました!」

蘭 「じゃあ、行ってきま〜す!」

コナン 「行ってきます!」



私はおっちゃんに挨拶をして蘭ちゃん達と一緒に下に降りる。



あなた 「ほんと、急に来ちゃってごめんね?」

蘭 「ううん!全然!私から誘ったわけだし!」

あなた 「また何か持っていくね!」

蘭 「え?!大丈夫大丈夫!」


あなた 「それぐらいはさせて?!」



この世界に来たお礼させて!?笑笑



そんな事を心の中で言っていたら、



歩美 「あ!あなたお姉さん!」


コナンを待ってたのか少年探偵団の皆が待っていた。



哀ちゃんがランドセル背負ってるうううう

可愛いいいいいいいいいい!


昨日も見たけどね(*´꒳`*)





あなた 「みんな!おはよう!」


元太 「よっ!」

光彦 「おはようございます!」


灰原 「なんであなたさんがここから?」

コナン 「あなたお姉さん、昨日泊まってたんだ。」



あなた 「そうなの!だからそのまま直で学校って訳。」


私はにこっと微笑みかける。









あああああ、哀ちゃんに言いたい。



あの事をすごく言いたい。





伝われ、私のこの微笑みの意味……





昨日から言っていたあの事件・   ・   ・   ・って言うのは、




哀ちゃんが黒の組織と再会するあの事件だ。


杯戸シティホテルで新たに組織のメンバー『ピスコ』が出てくるあの事件。






ベルモットから電話を貰ったとき、


" 場所は杯戸シティホテル "

" 一応追悼式だから "




この言葉でまさか、と思った。




違うかもしれないけど。

可能性は高い。






灰原 「…あなたさんどうかしたの?」




我にかえると、哀ちゃんが此方をじっと見ていた。


哀ちゃんを見ながら考えていたらしい。


あなた 「ううん!何でもないよ!」



灰原 「そう……。」





もし哀ちゃんにホテルで会ったら助けてあげよう。



ベルモットにバレないように。






蘭 「あなたちゃん!そろそろ行かないと遅刻しちゃう!」


あなた 「あ!うん!じゃあ皆学校頑張ってね!」



元太 「おう!」

歩美 「あなたお姉さん達も頑張ってね〜!」





あなた 「ありがとうっ!」









私達と少年探偵団は手を振ってそれぞれ
学校に向かったのだった。

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