沖矢 「そこ座ってください。今、お茶持ってきますね。」
あなた 「あ、ありがとうございます……」
昴さんは台所に入っていった。
今、私は新一くんの家で昴さんと二人っきり…
沖矢 「どうぞ。」
昴さんがお茶を私の前においてくれた。
あなた 「ありがとうございます!」
私は一口お茶を飲む。 冷たくて美味しい……。
昴さんも私の前に座ってお茶を飲んでいる。
なんかすごい光景………………………。
沖矢 「咲野さんは、学生さんですか?」
あなた 「あ、はい。明日から帝丹高校に通うんです!」
沖矢 「そうなんですか。…工藤新一君ってご存じですか?ここの家で住んでた息子さんなんですが………」
あなた 「はい!さっき博士から聞きました!今は事件の関係でここにはいないとか……」
他にもたくさん知ってるけどね☆笑
沖矢 「そうですか…その新一くんも帝丹高校だったと思います。」
あなた 「そうらしいですね!博士から聞きました!」
沖矢 「先に博士から聞いてましたか。それは失礼。 私と喋っていても楽しくないでしょう… 帰ってもよろしいですよ?」
あなた 「いやいや!そんなわけないですよ!
近所の方と話すのなんて良い事じゃないですか!」
私にとっては何と凄いこと!!
嫌な訳ないじゃん!!
沖矢 「それは有り難い。では話しましょうか…」
─── それから30分くらい話しました!!!
時間が過ぎるのあっという間だなぁぁぁ
そろそろ、イタズラしちゃおっかなぁ……笑
あなた 「そろそろ帰りますね……!
本当にありがとうございました!
……………赤井さん?」
私はニヤリと笑ってそう言った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。