あなた 「あの…………………………実は私、
違う世界から来たんです。。」
博士 「…………はい?どういうことじゃ?」
あなた 「最初から説明すると…………」
私は博士に話した。
人間界ではここの世界の漫画が人気ということ。
私はその漫画が大好きだったこと。
そしてイベントで当たった景品がこの世界に行けるという内容だったこと。
……そして、私が人間界から来たということ。
博士 「なるほどぉ。 だったらワシの事も知っておるんじゃな?」
あなた 「はい!もちろんです!」
博士「ほっほぉー!それはなんと嬉しいことじゃ‼ 」
あなた 「それで、この事を皆に言ってほしくないんです……お願いします!」
博士 「ワシはちゃんと秘密は守るから安心せぇ! じゃあ、今は一人で住んでて学校も行ってないんだな?」
あなた 「はい…」
この流れは………………………………
博士 「じゃあ、蘭くんたちがいる帝丹高校に行けば良い! わしが手続きしとくから!」
きたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
あなた 「いいんですか?!ありがとうございます!帝丹高校!! 憧れてたんですよぉ!
あ、お金はこちらで払うので大丈夫です!」
博士 「そうかいそうかい!明日にはもう行けるようにしておくからの!」
もう博士は神の存在だ…………‼
あなた 「ありがとうございます!!
じゃあ私はそろそろ隣の沖矢さんの所に挨拶しにいくので…」
博士 「隣の方の名前もご存じなのか!わかった!気をつけて行くんじゃぞ‼ バレないように!また明日そちらに伺うの!」
そう言うと博士は下に降りていった。
これで一安心!
あなた 「お邪魔しました!」
私は阿笠邸を出た。
よし、次は……………………………
いざ工藤邸へ!!!!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。