安室side
僕はコナン君と探偵事務所の外で話している。
安室 「あのあなたさんの事だが……」
コナン 「やっぱり安室さんも思うよね?」
安室 「あぁ。僕と初めてあった時のあの反応………………
それに、自分の自己紹介の時に、『ここの世界』って言おうとしてた。慌てて町と言い直してましたが。」
コナン 「僕もそれは思った。僕とも会った時、元から知ってる感じだったし。
だから、組織のメンバーなんじゃないかって
疑ってるんだ。」
安室 「僕もそう思ったが顔は見たことないな…」
そう話していると扉が開き、あなたさんが出てきた。
あなた 「安室さん!ごちそうさまでした!
美味しかったです!」
僕は不思議に思った。
自己紹介もしてないのに "安室さん " と呼んだ。
そりゃ、蘭さんが呼んでたから名前は分かると思うが………
安室 「いえいえ!こちらこそ。あ、今から帰るんですか?僕が送っていきますよ。
……………………聞きたいこともあるので。」
聞くとしてもどこから聞いたらいいのか………
疑問がたくさんある。
コナン 「暗い中一人で帰るのは危険だし、
安室さんいたら安心だよ!!」
コナン君、僕といる時と声の高さが違いすぎる。
……ほんと子供みたいだ。
あなた 「じゃあ、お願いします…………」
成功ですね。
そんな僕達を悪者扱いしないで下さいね?
誘拐みたいですが。笑
安室 「わかりました!じゃあ、来てください。」
コナン君と目を合わせる。
微笑むと、階段を降りた。
あなたさんも、降りてくる。
安室 「着きました。乗ってください。」
僕はそう言うと、助手席の扉を開けた。
あなたさんは、コクッと頷くと席に座った。
とても怖がってる……………
ほんと悪者扱いですね笑笑笑
優しく聞きましょうか。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。