あ…………………場所わかんないわ………
携帯も充電切れるからあまり使いたくないし…
私が悩んでいると、
歩美 「あ、あなたお姉さんだ!やっほー!」
後ろを見ると少年探偵団の皆がランドセルを背負って歩いてきていた。
あなた 「みんな!!おはよう!」
また会えるとは!!
早めに出て来といてよかった!
元太 「あれ?姉ちゃん学校か?」
あなた 「そうなの!今日から!引っ越してきたばっかだからね!」
コナン 「蘭姉ちゃん達と同じ学校なんだね‼」
あなた 「蘭姉ちゃん?? 知り合い?」
コナン 「うん!」
あなた 「そうなんだ! で、ちょっと教えてほしいんだけど……………」
光彦 「なんでしょう!僕達が力になります!」
あなた 「実は…帝丹高校がどこにあるかわからなくて…………ちゃんと調べとけばよかった…」
歩美 「それなら歩美、わかるよ!」
コナン 「僕達が教えてあげるよ!」
光彦 「僕達についてきてください!」
あなた 「え、いいの?学校は間に合う?」
灰原 「私達もいつも早く出てるのよ。だから安心して。」
あなた 「ありがとう!」
私は探偵団の皆と話しながら高校に向かった。
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
元太 「ここだぜ!」
あなた 「皆!ほんとにありがとう!
またお礼させてね!」
光彦 「とんでもないです!私達は少年探偵団なんですから!」
歩美 「お姉さん、じゃあね!」
あなた 「ばいばい!」
皆は私に手を振って歩いていった。
…………ほんと、ありがとね…!!
私は高校の校門を抜けて歩き出した。
──────憧れの帝丹高校へ!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!