そしてその数日後
お葬式が行われた
たくさんの先輩、後輩がきてくれた
もちろん、お兄ちゃんも
オンニ達が亡くなる前より感情、自信、勇気が無くなった
でも、みんなには気持ちは伝わらない
何年も一緒にいて家族のように私に優しく接してくれて
誰よりも幸せにしてくれた
でも、「なんで?」この言葉が浮かぶだけ
自分でも何をしても無駄ってわかってる
でも、信じたくないの、、
そんな私がバカみたい
でも、チェウォンオンニに言われた通り
次は私が幸せにする番
絶対にみんなに幸せを届ける
すると
トントン
誰かに方を優しく叩かれた
頬をさわると涙が指についた
いつの間にか泣いていた
ジスさんは他の人達とはなんか違くて
なんか、私の気持ちを丸読みしたかのように私の考えに語りかけてくれた
ジスさんってすごく優しい
これが本当の『優しい』なんだ
と言った時
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。