第11話

🥞
742
2022/11/06 13:13
テヒョンside



テヒョン
テヒョン
僕はね、アイドルをしているんだ
 
そう言うとものすごく驚いた表情の◯◯

うん、そんな顔も最高に可愛い♡
 
◯◯
◯◯
、、、アイドルっ!?
 
そしてそのまま固まってしまったㅋ

やっぱり彼女は僕のことが誰か分かってなかったみたい

それに対し謝られたけど僕にとってはむしろ好都合だった

過去にもアイドルという肩書きだけを求めて、
本当の僕を見てくれない人はたくさんいたから

そんな僕の表情を察した◯◯が、
 
◯◯
◯◯
大丈夫だよテヒョン。私は初めからアイドルじゃない本当のテヒョンを見てたんだから!アイドルってとても大変な仕事だと思う。だから困った時は遠慮なく相談してほしい。
 
真剣な目でこう言ってくれて嬉しかった

あぁ、この人は本当の僕をちゃんと見て接してくれている

やっぱり今までの人とは違う

ますます彼女に惹かれた
 
テヒョン
テヒョン
ますます好きになった!♡
◯◯
◯◯
それはどうもㅎ
 
  
2人で話していると時間もあっという間

そろそろ移動することになりお会計をすませる
 
◯◯との食事は本当に楽しかった!

お互いにまだ知らないことがたくさんあって驚くべきことも判明

なんと!◯◯が本を出していたなんて!♡

これはいいことを聞いた

よし、後で買い占めとかないと
 
 
店を出ると少し暗くなった空

◯◯と手をつなぎながら車まで歩く
 
テヒョン
テヒョン
もうひとつ行きたいところがあるんだけどいい?
◯◯
◯◯
うん!大丈夫だよ
テヒョン
テヒョン
よかった♡
じゃあ車に乗って!
◯◯
◯◯
お願いしまーす!
テヒョン
テヒョン
もう慣れたみたいだねㅋㅋㅋ
◯◯
◯◯
まだ少し緊張するけどねㅎ
◯◯
◯◯
そうだテヒョン、ひとつお願いしてもいい?
テヒョン
テヒョン
どうしたの??
◯◯
◯◯
また車の中で歌ってほしいな〜ㅎㅎ
テヒョン
テヒョン
◯◯のためなら喜んでㅋ
◯◯
◯◯
やったー!
 
そう言うとニコニコする彼女

どうやら◯◯は僕の歌声が好きらしいㅋㅋ
 
テヒョン
テヒョン
どんな歌を聞きたい?
◯◯
◯◯
私の好きな歌は来る時に歌ってもらったもんな〜
テヒョン
テヒョン
じゃあ僕が歌ってる曲はどう?
◯◯
◯◯
それいいね!聞きたい!
 
こうして僕が実際にテレビで歌っている曲を披露

◯◯は隣で静かにリズムに乗りながら聞いてくれる

そして曲が終わる度に拍手までしてくれたㅋㅋ
 
◯◯
◯◯
私ってすごい贅沢してるね
テヒョン
テヒョン
贅沢?
◯◯
◯◯
アイドルの生歌を真横で聞いてるんだもんㅎ
テヒョン
テヒョン
もう僕の隣は◯◯の特等席だよㅋㅋ
◯◯
◯◯
そうなの? 嬉しいㅎㅎ
 
そう言って微笑む彼女

あまりにも可愛すぎてよそ見運転になるところだった♡

危ない危ないセーフ






そのまま車を走らせること20分

今日の最後の目的地に着いた

プリ小説オーディオドラマ