第8話

🥞
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2022/11/05 12:52



今日はテヒョンと約束の日

いつもより時間をかけて丁寧にメイクをした

自慢の長い髪もきれいにくしでとかす
 
◯◯
◯◯
そろそろ下に降りようかな
 
目的地は少し遠いためテヒョンが運転してくれるらしい

だから家まで迎えに行くよ!と言われありがたく甘えることにした



時計を確認し、テヒョンと待ち合わせの5分前に家を出る



エレベーターに乗って下に着くとちょうど目の前に車が1台

車に詳しくない私でも分かるほどの高級車、、、
 
テヒョン
テヒョン
◯◯!!
◯◯
◯◯
えっ! テヒョン!?!?
 
そんな見るからに高級車を運転していたのはまさかのテヒョン!?

もしかして超大金持ち、、?

驚きを隠せない私に笑いながら助手席に乗るように指示してくる
 
テヒョン
テヒョン
僕の隣に座って!
◯◯
◯◯
お、お邪魔させていただきますっ
テヒョン
テヒョン
驚きすぎだよㅋ
◯◯
◯◯
だって!まさかこんな高級車に乗ってくるとは思わなかったんだもん、、!
テヒョン
テヒョン
少しは僕に惚れてくれた!?
◯◯
◯◯
い、いや!惚れてないよ、、!
テヒョン
テヒョン
えーーーー
◯◯
◯◯
ほら!早く出発しよ!
テヒョン
テヒョン
はい、お姫様ㅋㅋㅋ
テヒョン
テヒョン
でも僕、今日は◯◯を全力で落とすからね
◯◯
◯◯
え、、えっ!?
テヒョン
テヒョン
覚悟しといて!♡
 
な、何を言い出すんだこの人は、、!!

真剣な顔で言われて思わず照れてしまう

おかげで意識しまくりな私とは反対に余裕な表情の彼

ぐぬぬぬ、これももしや作戦か!?




けれど時間が経てば元通り

最初こそ緊張してたけど今は普通にリラックスして会話している

この空気感好きだな〜



そこで気になったことが一つ
 
◯◯
◯◯
ねぇ、テヒョン? もしかして風邪ひいてるの?
テヒョン
テヒョン
なんで??
◯◯
◯◯
だって大きいマスクしてるから
テヒョン
テヒョン
あぁこれねㅋ
ちょっと事情があるんだ
テヒョン
テヒョン
もう少し人通りが少なくなったら外すね!
◯◯
◯◯
??
 
あんまり大勢には顔を見られたくない様子

うんうん、そういう時もあるよね!



それから2人で歌いながら山道を車で登っていく

そこで私はテヒョンの歌のうまさにビックリ!

少し低めでとても落ち着く歌声だった
 
テヒョン
テヒョン
到着〜〜!
 
車に揺られること1時間

どうやら目的地に着いたみたい!



目の前には大きくオシャレなお店

その周りは大自然に囲まれていて森の中で存在感を放っている
 
◯◯
◯◯
運転ありがとう!
テヒョン
テヒョン
◯◯と一緒だと運転も楽しいよ!
それより山の中だけど寒くない?大丈夫?
◯◯
◯◯
これくらい大丈夫だよ!ㅎ
テヒョン
テヒョン
ほら、こうすると温かいよ
◯◯
◯◯
テ、テヒョン、、っ!
テヒョン
テヒョン
ねっ!僕の手、温かいでしょ?ㅋㅋㅋ
◯◯
◯◯
そうだねㅎㅎㅎ
 
テヒョンの温かい大きな手を握りながら店の方へ歩く

少し恥ずかしかったけどそれ以上に心地がいい
 

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