雄也Side
次の日、起きてからあなたの部屋によってみると熱上がっちゃってるっぽい…
あなたが起きないようにそっと体温計入れたんだけど途中で起きちゃった
雄也「あなたおはよ
今体温測ってるからそのままでいてね?」
あなた「おはよ、雄也にぃ
なんかだるい…」
あなたにも自覚症状があるってことは熱あるのかなぁ…
そんなことを考えてたら体温計が鳴った
雄也「どう?」
あなた「38.9℃…」
雄也「アチャ…結構上がっちゃってるね…
あとで病院行こっか」
あなた「んん…」
よっぽど辛いのかいつもなら抵抗するのに今日は全然しない
雄也「まだ行かないからゆっくり寝てな?」
そう言って1階に降りてきたんだけど…
雄也「え、まじ!?」
どうやら涼介も熱出してるとか…
慧「いつも朝台所いるのに今日いないからどうしたのかなって思ったら結構熱あるっぽい感じ」
雄也「うわ…2人揃ってインフルの可能性あんじゃん…」
慧「大変そ…」
雄也「あぁ…今考えたらだめだわ…
涼介の部屋行ってみるわ」
慧「んー」
あなただけじゃなくて涼介もかぁ…
雄也「涼介〜?入っていい?」
涼介「いいよ…」
雄也「どう、体調」
涼介「ダルい…」
雄也「そっかそっか…
熱測った?」
涼介「39.5℃」
雄也「わっ、まじか
あなたより高いじゃん」
涼介「あなたも熱なの…?」
雄也「そうなの
あなたは38.9℃だったけど…
あとで一緒に病院行こ?
あなたも行くって言ってるから」
涼介「ん…」
病院って言葉だしたら嫌がってたけどあなたも行くって言ったら行くってほんとあなたに影響されやすいんだから、うちの家族はwww
雄也「まだ行かないからゆっくり寝てな?」
涼介「ありがと…」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。