前の話
一覧へ
次の話

第4話

クリスマス [安室]
4,431
2019/12/24 12:18
今日は12月24日。クリスマスだ

夜はすっかりクリスマスムードで、街はイルミネーションを楽しむカップルで賑わっている
そんな中、特に予定のない私は
ポアロでお茶をしていた…
You
You
外はカップルだらけで歩くの大変だぁ…
安室
安室
折角のクリスマスイブなのに あなたさんは誰かと過ごさないんですか?
You
You
私はこうやって落ち着く場所でのんびり出来たらいいかなぁ…って
カウンターにいる安室さんと会話をしながら
ぐいっとコーヒーを飲み干す。
安室
安室
そうですか…
___そうだ、折角ですし 二日間限定のポアロのクリスマスケーキを食べていってください
そういうと安室さんはサンタクロースの飾りが乗った可愛らしいショートケーキを差し出した。何とも″インスタ映え″しそうな…
You
You
わぁ…!かわいい!二日間限定ってレアじゃん!来てよかったです…!
安室
安室
気に入って貰えて何よりです (ニコッ
You
You
ふふっ…じゃあ早速、いただきます!
豪快にケーキの一口目を頬張る。
甘いホイップクリームと柔らかいスポンジが口の中でほんのり溶け…苺の酸味も効き正に幸せの味。
You
You
こ、これ…すっごく美味しいです…!
安室
安室
それはよかった こだわって作りましたからね
残りも食べ切り、美味しさに感動していると…
安室
安室
___おっと 口に付いていますよ
You
You
へ…?!//
私の頬についていたクリームを
安室さんが指で取り、舐めてしまった…
You
You
あ、あの…ありがとうございます!
安室
安室
いえいえ。…甘いですね
You
You
そ、そうですね…///
...
安室
安室
…あなたさん この後ご予定は?
You
You
え…な、ないですけど…
安室
安室
よかったら僕に付き合ってくれませんか
いつもポアロに来てくれるお礼も兼ねて…
You
You
わ、私でよければ!
安室
安室
ありがとうございます。
では準備したら出掛けましょう…僕達のクリスマスデートの場所へ…!
ケーキの甘さを忘れられるくらい、安室は甘くて優しい″味″だった_____

プリ小説オーディオドラマ