保健室の前でそよんとうそくがとても親しげに
話している。
怒りとは違うが似たようなよく分からない
感情に包まれていた。
💭うそくについてきて欲しかった
かも…。
話している所を見ると2人だけの世界に
入っているように思えて私はそれを見てただ
呆然と立ち尽くしていた。
あ。あなただ。
どうだった?
あ…。
あなた?
何か行ったらせんせに記憶にないって
言われた。
え~何それ。私言われたのに!!
せんせ最近物忘れひどいからまた
忘れたんじゃね?
…だね。
何故か私はその言葉に心から賛成できなかった。
___ガラッ🚪
あ、そあ。
…あなた。
もう大丈夫なのか?
…うん。
あれ。そあ髪の毛濡れてない?
ほんとじゃん。水でも被ったの?
ッ…!?
…何か変だよ?大丈夫?
ぐ、具合悪いから帰るッ!!
えッ。
どうしたんだろなあいつ。
昨日から様子変だったよね。
あー確かに…。
お見舞い行こかな…誕プレも渡し
たいし…。
俺も行く。
じゃあ学校帰り行く?
私もそあの家行ってみたい!!
うん…じゃあ3人で!!
💭2人で行きたかったな…なんて。
あ。そーいえば。
2人共具合悪いわけじゃなかったんだ?
…あ。
何それー!?2人で駆け落ちでもする
つもりだったわけ?ㅋㅋ
は!?
んなことするかばーか。
ばかだと!?
どうせお前のがばかじゃん!!
お前相変わらず変わってないのなㅋㅋ
そんなに人は簡単に変わりませーん。
うぜㅋㅋ
💭あ。この感じまただ。
2人が話している所を見るとわけのわからない
気持ちになって取り残されたような気分に
なる。
私が1番嫌いな感情。
" 嫉妬 " なのかもしれない。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。