私の友達、氷河咲希(ひょうが さき)はいつも彼氏がいた。
咲希「今日ね、彼氏がね〜....」
また、彼氏の話だ。もう彼氏の話はうんざりだ。彼女は定期的に彼氏が変わる。それなのに、毎回毎回会話の内容は彼氏だ。私には出来たことがない彼氏の話。一体、恋ってどーゆー感情なのだろう。私には彼氏なんて一生できる気がしない。
ーとある日ー
咲希「ねーねー?祥子(しょうこ、主人公)!祥子は彼氏とか作らないの〜?」
祥子「私には彼氏なんて出来ないわよ」
咲希「え〜?彼氏が出来たら毎日が楽しいのにもったいな〜い」
祥子「そーゆーものなのかしら?」
咲希「そーゆーものだよ〜とにかく!いい感じの人とかさ、なんかいないの〜?」
祥子「いい感じの人、かぁ....あんまり男の人と関わることすらないからな〜....」
咲希「え〜!?!?もったいな〜い!!せっかく祥子はかわいいのに彼氏が出来ないとか、ありえないよ!!」
祥子「わ、私が、かわいい?....」
咲希「うん!祥子は今まで出会った人の中で1番かわいいよ!」
祥子「そ、そっかぁ....咲希の方がよっぽどかわいいと思うけどな、、」
咲希「え、ほんと〜!?うれし〜!」
彼氏なんてできるわけないでしょ。今まで男性との関わりもあまりなかった私にできるわけがないわ....
ー次の日ー
祥子「わっっ....!!!!」
◯◯「大丈夫ですか!?」
祥子「あ、足をくじいてしまって....」
◯◯「立てそうですか?」
祥子「ちょっと....立つのも厳しいです、、」
◯◯「わかりました。おぶりますので病院に行きましょう」
祥子「そ、そんな....!!!申し訳ないです!!」
◯◯「いえいえ、お気になさらず」
祥子「.........(本当にいいのかしら...)」
ー病院に向かう途中ー
祥子「あ、あのっ!」
◯◯「どうしましたか?」
祥子「な、名前を聞いてもいいですか?」
◯◯「大丈夫ですよw僕の名前は小林優也(こばやし ゆうや)です。優也って呼んでいただければいいですよ」
祥子「わかりました。私の名前も伝えておきますね。水宮祥子(みずみや しょうこ)と申します。呼び方はなんでも大丈夫です」
優也「じゃあ祥子さんと呼ばせていただきますね」
祥子「わかりました」
なんだか優しい雰囲気の男性だわ....接しやすい....
優也「病院に着きましたね」
祥子「わざわざ運んでくださりありがとうございました。何かお礼をしたいのですが.....」
優也「いやいや、とんでもない!お礼をいただくほどのことなんてしてませんよw」
祥子「そう、、ですか、、本当にありがとうございました...!!」
優也「いえいえ〜それでは、僕はもう行きますね」
祥子「はい...!!」
ー病院を出てー
優也さん...すごく優しかったな〜また会えたらなにかお礼をしなくちゃ!またどこかで会えるかしら....??
ー終わりー












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。