『ん……………』
目が覚めたら知らない場所
明かりは窓からだけ。
電気はなさそう
『どこ…………?』
ピッと、使えなさそうと思ったテレビがついた。
【起きた??(笑)】
『ここはどこ………?』
【さぁね。】
『だして、仕事あるから……』
【やだよ。仕事も行かせない。てか君はもうしんだことにするから(笑)】
『えっ…………?』
【世には死因は発表されないだろうし大丈夫だよ、君はいじめてたって事実は】
『…………私はいじめてない!誰も!!』
【……………そうゆう気持ちだっていじめに繋がるんだ。】
『あっ…………ちょ!』
きれたテレビ。
私はどうなる?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!