あなた『それに来年はデビュー………西畑たちをおいて。もし西畑たちがあなたと同じ考えあるなら同じことされるわよ?いずれ』
康二『それは………』
あなた『まぁない…………とは断言できないけど。人ってほんと意味わからない。急に正反対な人間になる時あるし………急に芽生えて突っぱしって。あたかも自分は悪くない相手が悪いって言いきって。』
康二『……………ッ』
あなた『………………私、学生の頃いじめられてた。何もしてないのに今でも理由はわからない。……………争いって理不尽よね。やられる側は何がいけなかったかわからないの。わからないままただやられるしかなくて。やる側も理由は言わないじゃない?だから……………だから今回は柊真くんとか神とか………理由が途中で分かった、2人は話してくれたから。向井くんが黒幕にはびっくりしたけど、(笑)』
康二『あなた……………』
紫耀『……………お、俺!康二デビュー決まった時うれしかった、負けないよう頑張らなきゃって、グループは違うけどまた同じステージにあがれるんだ!って!』
廉『俺も…………嬉しかったで?よかったってまじで思った』
康二『紫耀……廉、』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。