あなた『……………知ってる?やられた側の人間はいつか仕返ししに復讐しにやってくる。だから向井くんは最後。私に実際に手を出した人らに今から復讐するからみてて?』
康二『……ッ、あかん!やるなら俺やってや!!紫耀たちは関係ない…!』
あなた『誰をやろうが私の自由よ。すべては向井くんが仕組んだでしょ?せいぜい苦しむがいいわ(笑)』
龍也『はーい、おしまいだよあなた』
あなた『しめ………』
廉『なんで七五三掛くんが…?』
龍也『今、事務所で騒いでるよ?………………あ、顕嵐くん達だ、お久しぶりです』
顕嵐『お久しぶり〜〜』
怜央『いや、てか七五三掛よく近づいたね…?』
龍也『あー、だって所詮、女の子だから力では勝てると思って、』
怜央『たしかに……』
龍也『さぁ皆で帰ろう?事務所に』
あなた『……………』
龍也『はぁ…………いい?争ったって何も変わらないでしょ?結局は話しなきゃダメなの。許す許さないは人の自由。だから争ったってただ気持ちに整理つかないまま、理由が分からないまま終わるだけだよ?』
あなた『…………別にいいそれで』
龍也『ダメなの。話し合いが嫌なら関わらなくていいからいつか時が過ぎてから話し合いをすればいい。争いは嫌いだよ?ジャニーさん』
あなた『…………ッ』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!