第121話

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2020/05/11 04:12




紫耀side







あなたは病院に運ばれて、

手術中のランプがついて、

俺らはただ祈るばかりだった。












紫耀『……………』









優太『……………』










玄樹『あなた………がんばれ、』









勇太『ごめん、あなた……』









廉『……………あなた、謝りたいからもう一度やり直したいから、お願い、また笑ってくれ、』










紫耀『…………ランプ消えた』









ドアがあいて、医者がでてきた。


一命は取り留めてあとはあなた次第だと
しばらくは集中治療室に入ると。








そして次の日、

もちろん目は覚まさないけど

1人ずつなら面会できるって言われて


最初に俺が入った。











ベットの上で酸素マスクつけて

色んな管をつけられて

眠っているあなた。


場違いだけど、美しく感じた。










紫耀『あなた………、ゆっくりでいいからいつかは目覚ませよ、あなたがいいならまた皆でやり直そう』










反応のない手を握って、顔を見て俺はそう言った。