風呂上がりで体も暖まってパジャマを着る
え?下着はって?
最近は暑くて着てらんないわ!!
と、言っても着た方が涼しいって言うから真似しないでね…?
まぁ着ないのはもうひとつの理由があるんだけど…………
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胸元からお腹まであるボタンを留めながらソファーに腰かける
さっき言った下着を着ない理由……
それを思い出しただけで頬が赤くなり大事なとこがムズムズする
自分の手をお腹になぞらせ、パジャマの中に入れてプックリとふくれあがった場所を円を書くようになぞる。
それだけなのに…………
腰が言うことを聞かず、ビクビクと反応する。
気持ちよくなって、意識が飛びそうになったとき………………
別の意味で意識が飛んだ。
でもその事には気づいてないらしく、アベルは「自分が脅かしたから驚いてる」と思っているっぽい
気づいていないうちに急いで手を隠す
座っていた体制から押し倒され、手首を捕まれた状態で床ドンされてしまった。
そして、いつものあほげた声とは裏腹に、体がしびれるような声にビクッと反応してしまった。
襲われる。娯楽の沼に沈められてしまう。
そう思った私は情報整理で頭がいっぱいいっぱいだった。
図星を付かれて何も反応できなかった。
アベルに言われるまでもなかった。プックリとふくれた胸先と股の一部。熱くなってゆく体温。一目瞭然だ。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!