第18話

忘れてるわけないじゃん
68
2018/03/18 08:28
透side
結果発表の後すぐに家に帰った。と言うか、帰らなければいけなかった。
内容はわからないけど、早く家に帰ってこいだってさ
ただいまー
透の母
あっ!帰ってきた!
透の父
透、早く座りなさい。
お、おう
透の父
実はな、前、試合があっただろ。
うん
透の父
それを見ていた、海外のサッカーチームの人が、「うちのチームに来て欲しい」って
うん、ってえぇ!?
透の母
生活費とか、必要なお金は全部出してくれるって
それっていつから?
透の母
大学1年生の春から
まだ時間はあるなボソッ))
いいよ
金は出してくれるんだろ?
お母さんとお父さんに迷惑かけないなら
ってかどこのチーム?
透の父
ヨーロッパの方で有名な〇〇っていうチームだよ
え、えぇ!?
俺が?
マジかよ、
透の父
大学3年生の冬には戻ってこれるって
わかった。
次の日
あなたside
言った方がいいのか?
あなた

おっはよー!透!

あ、おはよう!
あなた

ねぇ、あの約束は?

うん。覚えてるよ。
あなた

じゃあ、お願い聞いて?

あなた

こっち来て?

え、ちょ、ちょっと待って!
校舎裏
あなた

私のお願いはね?

あなた

その、えっと、あの…

あなた

わ、私と!

ドン!
あなた

!?

あなたに先に言わせない。
あなた

え、私が何言おうとしたかわk

あなた

!?!?

話そうとしたら口にキスされた。
あなた

え、ちょ、ちょー!

好き。
ずっと。初めて会った時から
あなたのことしか考えられなかった。
だから!
なにか言おうとした口に今度は私がキスした。
あなた

仕返し!

あなた

私も好きだよ

え、じゃあ、付き合って?
あなた

うん!

返事をした瞬間、何故か涙が流れてきた。
そしてそんな私を透はそっと抱いてくれた。
実はな、本番が終わったあと帰ったのには理由があるんだ。
あなた

なに?

おれ、高校の間留学するんだ。
海外の有名なサッカーチームに
あなた

よかったじゃん!

あなた

頑張って!

それまでにたくさん思い出作ろう?
あなた

うん!

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