第16話

最終話
1,099
2022/03/12 14:16
数日後

中央区に行く当日
あなた

じゃあ、よろしくね

山田 三郎
勿論。僕を誰だと思ってるの?
そう自信ありげに言う三郎は頼もしかった
あなた

行ってくるね

山田 三郎
あぁ
中央区
中央区につくとすぐさまとある部屋へ案内された
勘解由小路 無花果
久しぶりだな
勘解由小路 無花果
山凪あなた
あれ?この人とあったことあったっけ? そんなことを思いながら私は挨拶をした
あなた

こんにちは、山凪あなたです

東方天 乙統女
お久しぶりです。あなたさん
この人もあまり覚えていない
あなた

あぁ、はい

東方天 乙統女
早速本題に入らせていただきますがここで年齢のことは出来ませんのでこちらの部屋で
そう言って連れてこられた暗い部屋は怪しさ満点だった
勘解由小路 無花果
何をしている
勘解由小路 無花果
早く入れ
あなた

……

私はいわれた通り部屋へ入ると案外普通の部屋だった
東方天 乙統女
実はあなたに飲んでいただいた薬は実験用だったのです
私が学生ソファに腰掛けた途端意味のわからないことを言い出した
東方天 乙統女
そしてつい先日その実験結果が出たのです
東方天 乙統女
ですが実験は失敗に終わってしまいました。普通ならばここで終わっていすはずだったのです
東方天 乙統女
それなのに我々はあなたを実験台としていたことを思い出しました
東方天 乙統女
もし年齢を操作しようなんて試みが世にバレれば一大事です。ですのであなたさん________
それじゃあまるで、私が殺されるみたいじゃないか____
東方天 乙統女
申し訳ないとは思っています
山田 三郎
《山凪!外のドアを囲まれてる!勘解由小路無花果の方のドアから逃げろ!》
そう片耳のイヤホンから声が聞こえてきた
でも三郎にまで危ない目に合わせるくらいならいっそ死んだ方が……
山田 三郎
《死ぬとか考えるなよ?!とにかく今は逃げろ!》
東方天 乙統女
どうしたのですか?
あなた

ッ……

そう言われたがお構い無しに私はもうひとつのドアの方へ走り出した。勘解由小路無花果に声を挙げられようが手を出されそうになろうが関係ない。手を出されたなら避ければいい。ヒプノシスマイクからの攻撃だって両耳にイヤホンをして三郎の方から爆音を流してもらえばあまり効かない
勘解由小路 無花果
おい!
そして私は逃げ切った
中央区
勘解由小路 無花果
アイツ……
東方天 乙統女
いいですよ。あの人のことです。きっとこのことは世に流さないでしょう
萬屋山田
あなた

三郎!

山田 三郎
山凪!
山田 三郎
まぁ、僕にかかればこんなもんだ
あなた

嘘、本当は心配してるくせに

山田 三郎
はぁ?!//////
山田 三郎
でもまぁ、お疲れ様
あなた

うん

翌日
学校
MOB
ねぇあなたちゃん
あなた

ん?

MOB
どうしたらあんなに三郎くんと仲良くなれるの?
あなた

え〜、私が天才だからかな

MOB
あなたちゃんぽいわ〜www



















山田 三郎
山凪
あなた

ん?

山田 三郎
一緒に帰るぞ
あなた

え?うん

山田 三郎
あの、さ、//////
山田 三郎
俺、山凪のこと____
紅葉する頬____
山田 三郎
ずっと__
三郎と初めて本当の友達になったのは______
山田 三郎
好きだった//////
紛うことなき隣の席の私だった
あなた

私も

あなた

好き

きっと私はこう思っているのだろう






















〜完〜















最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!

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