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第104話

そばにいて 0話

病院の椅子で写真を眺める一人の男性

どこからか冬の匂いを感じ寂しくなる…

親の手からこっそり抜けて、1人の男の子が

男性に声をかける…


「……」

「お兄ちゃん、なんでずっと写真眺めてるの?」

「…今寝ちゃってて起きてくれないから」

「…全員同じ人?」

「うん、お兄ちゃんの大切な人だよ」

「…へぇ」

「……」

「沢山あるね」

「うん…お兄ちゃんが撮ったんだ」

「…雪持ってる、冬に撮ったの?」

「うん、この人冬が好きなんだ」

「へぇ、お兄ちゃんも冬が好きなの?」

「僕は嫌いかな…」

「…なんで?」

「寒いし、乾燥するし…」

「……?」

「…僕の大切な人を奪ったんだ」

「…どういうこと?」

「…気になるの?」

「うん」

「…じゃあお兄ちゃんの昔の話をしてあげる」