第2話
刑事さん!さようなら!
外はもうすっかり夕方だった。
なんでこんな時間まで学校にいたのか誰も分からないようだった
そう呟く声の主は無理に明るい声を出している感じで、顔も少し暗くなっていた。
それを見た鬱島は捏島に提案をする
それを笑顔で承諾した捏島を見て鬱島はせっかくだからみんなにも聞こうと周りにいた友人にも話をかけた
天野の表情を見た限り、どうやら自分も泊まりに行きたいらしい。だけど天野にはすぐ側に保護者がいる。ロボ太は遠くにいる兄の元へ走っていった
いつの間にかこちらに来ていたのか内容を聞いていた捏島は少ししゅんとしながら天野の兄…絵斗に聞いていた。
その様子を見た絵斗は捏島の頭を撫でる。
ヒーローと言われるはむず痒いのか少し顔を真っ赤にしながらも子供達に返事をする。
天野は鬱島の頭をバシッと叩く。怯んでいる鬱島にトドメを刺すかのように隣にいた鳥井は鬱島のズボンを脱がそうとしていた
からかい合う5人を見た絵斗はクスリと笑いそろそろ帰るようにと5人に伝えた
子供達は素直に従いランドセルを乱暴にからい学校の門を出た。
絵斗は子供達の影が見えなくなると1人元の道を歩いていった