第4話

* 3
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2018/07/10 12:52
二宮side
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あ、あの子、、



こう見えても記憶力はいい方。

コンサートに来てくれた人の顔は結構覚えてる方。


たまーに街で見かけたりするとなんか嬉しくなる。


だって、なんか感動の再開みたいじゃない?(笑)


まぁ相手は全く気づいてないんだけど(笑)
隠れ家的なバーで一人で飲んでいる時、ふとカウンターを見ると見覚えのある顔。


コンサートに来てくれた子だ...


確か俺の団扇ガンガン振ってくれてたような、、



そう思いながらカウンターに近づいて声をかけた。


露骨に「ナンパかよ...」みたいな顔されたけど(苦笑)


しばらくすると俺の正体(変装なんてもんしてねぇけど)に気づいたのか視線を感じて隣を見た。
和)、あの、俺の顔に何か付いてます?(苦笑)


なるべく素っ気なく聞いてみる。



あなた)あっ、いえ、すみませんっ...


酒に酔ってるのか恥ずかしいのか顔を真っ赤にして俯いた。


和)謝らなくていいんすけど(笑)





可愛い ...




ああ、ダメだ。



俺はアイドルで、嵐で、ジャニーズで、芸能人なのに、、

相手は一般人で、俺のファンの子なのに、、



___________ 好きになってしまった。

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