二宮side
あなたに会ったのは約1ヶ月ぶり
仕事の合間だからすぐ戻んないと行けないんだけど…
和)ねぇ、
二人がけのソファの隣に座るあなたに話しかけた
あなた)んー?
和)俺さ、まだメンバーに言ってないの
キョトンとした顔でこっちを向いた
あなた)えっ、何を?
和)あなたと付き合ってること
・・・
あなた)そうなの、?!...もうとっくに言ってると思ってた
和)俺も言わなきゃなーとは思ってたんだけどね、先越されて、、(笑)
あなた)なになに?誰か付き合ったの?!
和)ないしょー
あなた)けちー
和)だから、、言っていいかな
あなた)...当たり前じゃん
今日はVSの収録がある
その時に言おうと思って家を出た
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。